【関西のワカサギ生情報】釣果を上げるために必要なのは基本的な”3つの要素”

寄稿:中尾和寿

中尾 和寿(なかお かずとし) プロフィール

ワカサギ釣り歴4年。ワカサギ釣りのホームグラウンドは生野銀山湖。昨シーズンのワカサギ最高釣果は227尾、最大15.2cm。ワカサギ釣り以外に好きな釣りは、キスの投げ釣りと、メバルのエビ撒き釣り。釣り以外の趣味は、車とバイク。

兵庫 生野銀山湖の状況をお届け!

今回は、私がホームとしています生野銀山湖の近況について、報告させていただきます。

銀山湖では、今シーズンのワカサギドームのオープンが12月12日でした。私がワカサギ釣りを始めた当初は、厳しい釣果が多かったのですが、今シーズンはその時に比べれば、かなり上向いていると思われます。

12月12日は56尾、12月19日は65尾、12月26日は92尾、12月29日は115尾、1月3日は151尾、1月6日は115尾という状況です。

上の釣り場写真をご覧いただきましたら、奥に写っているのが旧ドーム、手前に4基並んでいるのが新ドームになります。

生野銀山湖では混雑時、釣座を決めるのは抽選

銀山湖では、混雑時は釣り場に入る順を抽選しますので、6時半までの受付順にクジを引いて、書かれた番号順に並んで釣り場に入ります。

また、大きいワカサギが釣れることでも有名で、私も最大15.2cmを釣りました。

管理事務所であるレンタルボート湖畔では、過去のデータを掲示しているので、ぜひ参考にしてください。

左上に見えるのが受付の「レンタルボート湖畔」

ボートでのワカサギ釣りも可能です。

レンタルボート湖畔では、各種レンタルやエサ、仕かけの販売はもちろん、昼食もでき、それも楽しみの1つになっています。皆さんも、ぜひ食べてみてください。

当日は新ドームで釣行

1月6日の釣行です。この日は新ドームの奥から2基目に入りました。

魚探を掛けると、底から50cmぐらいに釣れそうな反応があります。

急いで仕かけを下ろすと、1投目から2連でした。

2本目の竿も投入し、そこからは連掛けこそないものの、右の竿、左の竿と、交互に順調に釣れていきます。

当日のワカサギタックル

この日の道具立てですが、リールがクリスティアワカサギCRT Rα、穂先は左はバリバスF285、右はバリバス299MAX(どちらも延長アダプター+角度チェンジャー)。

道糸はPE0.2号+先糸PE0.4号。

仕かけは、寄せ寄せワカサギ1.0号、ハヤブサ狐0.8号7本針、ワカサギ鉄板フロロ袖1.0号7本針。

オモリは7号です。

エサは白サシ、紅サシ、ワカサギウォーム (ブドウ虫、寄せっコ)。

左の竿は、クリスティアワカサギの名人誘いP4、またはP1が有効でした。

また、右の竿は自分で誘いますが、底からジワっと誘い上げるようにすると、よく乗ってきました。

筆者の釣座

加えて、新しいクリスティアワカサギCRT Rαには、「だんだん棚停止機能」が付いており、設定したタナの少し上から、降下スピードを落としてくれるので、ワカサギが驚かずに食ってくるように感じます。

ただ、この日は10m辺りにブラックバスと思われる大型魚が、巻き上げ途中のワカサギにアタックしてきて、多くのワカサギをロスしたので、巻き上げスピードを4から6に上げると、アタックされなくなりました。

午前で75尾釣ったので、昼食を食べにレンタルボート湖畔へ上がります。

オーダーしたのは、きつねうどんと、おでん。

オーナーご夫妻と雑談しながら、午後からの作戦を練ります。

中層の群れにはゆっくりとした誘いが有効

この日の午後は、魚探の反応が少なくなりました。

ですが、そんな時こそエサの交換や誘いをきちんと入れることが、釣果に大きく影響します。

そうしていると、時おり中層に魚探が真っ赤になるほどの反応が。

しかし、ブドウ虫や寄せっコで留まらせようとするのですが、あっという間に去って行きます。

この日の中層の群れは、細かく誘いを入れるより、大きくゆっくりめに仕かけを上下させるのが有効でした。

また、それ以外は底をきちんと取って、魚探の反応に関わらず誘いを入れ続け、底付近にいるワカサギを拾っていきます。

時おり、モロコなども遊んでくれるので、退屈しません。

この日は前回の151尾(851g)に遠く及ばないかな…と思っていましたが、結果、何とか1束を超えることができ、115尾(674g)でした。

基本的な要素が釣果に繋がると再認識

手応えとしては、やはり「粘り強く誘う」「まめにエサ交換をする」「底をしっかり取る」と言う、オーソドックスな要素が重要だと、再確認できた釣行でした。

銀山湖は、昨年1~2月にドーム内での歴代最高記録が出るなど、好調でした。

私も、下手ながら227尾釣れた日もありました。

ですので、今後、さらに釣果が上向くことを期待して、釣行を重ねたいと思います。

皆さんもぜひ、銀山湖にいらしてください。それではよい釣りを!

 

アクセス

 

■交通…播但自動車道を北上。生野ICで降りて、国道312号に出て左折。ローソン生野店を越えた50m先の交差点を右折。国道429号を生野銀山湖方面へ約15分。

■期間…12月12日~4月中旬

■料金…桟橋2500円、手こぎボート2500円(いずれも遊漁料金込み)。エサ、仕かけ常備。

■問い合わせ…☎生野銀山湖レンタルボート湖畔(079・679・2852)

■生野銀山湖レンタルボート湖畔の公式ホームページはこちら

 

 

ランキング

釣り場・釣り船の情報をまるっとチェック!