【3月に狙える旬の魚「アジ」】40cmオーバーも期待できる! 魅惑の釣りを紹介

3月にオススメの旬の魚は三重県・国崎沖の「アジ」。

例年、2月頃から春にかけて、国崎に春を告げる人気のターゲット。ビギナーでも釣果が期待できるほか、30cmの良型はもちろん、40cmオーバーの大型も期待できる。

国崎沖のアジは、アミエビをマキエに使用したエサ釣りで、天ビンズボ釣りで狙う。ここでは、タックルや仕かけ、基本的な釣り方をご紹介したい。

ポイント

アジ狙いのポイントは、港からおよそ20分前後の国崎沖。基本的に魚礁周りを狙うので、根掛かりの心配は少ない。水深はおよそ35~40m前後で、アンカーを下ろしたカカリ釣りで狙う。このエリアは、40cmオーバーのアジも狙えるため、近年人気が増している。

タックル&仕かけ

アジ釣りにおいて最も大切なのが、ロッド選び。硬すぎるロッドだと、口切れの原因となるので、ロッドの弾力を生かしてアジの強引をいなせるもの、6:4、または7:3調子がよい。リールは小型電動リールの方が手返しが早いのでオススメ。

PEは3号でリーダーは6~7号、仕かけはマキエカゴを使用した半月天ビンのズボフカセ仕かけだ。仕かけは2.5mの3本針がベター。針にスキンが付いているものが食いがよい。食いがよい時は空針も効果的だ。

仕かけ図

エサ

サシエは、スキンがエサの役割を果たしてくれるので、基本的に用意する必要はない(食い渋い時など、状況によりサシエを使用している人の姿も)。なので、使用するのはマキエのみでよい。マキエはアミエビを使用する。エサは船宿で用意しており、料金に含まれていることがほとんど。

マキエカゴには、エサを入れすぎると目詰まりしてうまく出なくなるので、8割程度詰めるのがベターだ。また、マキエはシャクってステイを3回繰り返したぐらいで、撒き切るぐらいがよい。なので、穴が多き過ぎるものなどは禁物だ。

マキエカゴの蓋にテープ

コツのひとつが、マキエカゴの蓋にテープを張り、マキエが出すぎないように調整するということだった。これを実践している常連もいて、以前に行った取材では、釣果を伸ばしていた。

サシエを使う人も

基本的にサシエを用意する必要はないが、釣り人の中には、オキアミを1匹刺しや小さく切って針に付けて、釣果を伸ばしている人もいる。

基本の釣り方

①仕かけを底まで落として糸フケを取る
②すぐにリールを巻き、船長の指示ダナまで巻き上げる
③シャクってマキエを出す
④ステイしてアタリを待つ
※ステイの目安は7、8秒
⑤アタリがなければ、再び同じタナで同じ誘いを繰り返す
※3回繰り返せば仕かけを上げる

シャクる時のポイントはコンパクトにシャクること。大きくシャクるとマキエが広がりすぎて仕かけとの同調が難しくなる。ステイだが、潮が緩い場合はシャクった後は、そのままステイでよいが、潮が速い場合はリールを1、2回転巻き上げるのもよい。アジのアタリが小さい時には、電動微速巻きもよい。

アジは午前、午後便で出船している。夜が明ける前や、日が沈む前は時合となることも多いので、手返しよく釣っていこう!

国崎漁港から出船している釣り船はこちら
国崎漁港から出船している釣り船の詳しい情報を見る

 

 

ランキング

釣り場・釣り船の情報をまるっとチェック!