【ヒットパターンはスローでソフトな誘い】厳冬期の船タチウオに挑む

つりそく船釣りクラブの釣行会、今回は船タチウオを楽しもうと和歌山・加太沖へ。

お世話になったのは加太港から出船している人気船宿「三邦丸」。

超大型船「ヴェルデ」で加太沖へ

当日は、三邦丸の大型船「ヴェルデ」を貸し切っての釣行。

気温が低く、9時頃から雨が降る予報が出ていた。

水深110m前後のポイントに到着し、船長の合図で釣りがスタート。

各自、それぞれの誘い方で狙う。

だが、なかなかアタリがでない。シケ後ということもあって、活性が低いのだろうか。

船中最初のヒット

船内に不穏な空気が流れ出した時、尾崎康弘氏が待望の船中最初のタチウオを釣り上げる。

「アタリが出始めたのは45m、そこからゆっくりと7~8mほど巻き上げた所で乗った」と言う。

1尾目にヒットしたテンヤ

船中1尾目が釣れたと、皆の期待が高まったのだが、後が続かない。

魚探の反応は水深40~60mと底から15mまでに出ているが、底付近でのアタリは全くなく、最初にヒットしたタナでも、アタリがでない。

活性が高いタチウオは浮いているようだ

ここで船内の重い雰囲気をかえようと、早掛け勝負を実施。

開始して、しばらくすると、藤原孝義氏の竿にヒット。早掛け勝負1位となるタチウオを釣り上げ、賞品をゲットした。

「アタリがあったのは50m付近だった」と言う。

底付近のタチウオは活性が低く、活性が高いタチウオは、上へ浮いてきているのだろうか。

続いてヒットしたのは岩佐真水氏だ。釣り上げたタチウオは幅指3本前後、「ちょうど誘ったタイミングに乗った」と言う。

参加者は、この食い渋い状況で打開策はないかと電動スロー巻き、ストップ&ゴー、ロングステイ、スローフォールなど、さまざまなアプローチを試していた。

寒さと小雨が降る中、釣果は厳しかったが、それぞれが船タチウオを楽しんだ。

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