【関西のワカサギ生情報】総重量1kg超えの好釣果が続々と! 時合や誘い方まで徹底解説

寄稿:中尾和寿

中尾 和寿(なかお かずとし) プロフィール

ワカサギ釣り歴4年。ワカサギ釣りのホームグラウンドは生野銀山湖。昨シーズンのワカサギ最高釣果は227尾、最大15.2cm。ワカサギ釣り以外に好きな釣りは、キスの投げ釣りと、メバルのエビ撒き釣り。釣り以外の趣味は、車とバイク。

兵庫 生野銀山湖の状況をお届け!

1月下旬から2月上旬にかけての状況についてです。

今シーズンの兵庫県北部は、気温が低い日が多く、山間部ではまとまった積雪もありました。

そのため、銀山湖の水温も低くなり、ワカサギを捕食しているブラックバスが巻き上げ途中にアタックしてくることもなくなり、ワカサギ釣りがしやすくなっています。

水深は、場所にもよりますが、ドームであれば23~24mになりますので、スプールに巻くライン量の参考にしてください。

シーズン記録は尾数が1月31日の233尾、ウエイトは2月1日に1425gが出ました(もちろん私ではありません)。

連日、竿頭の方が100~200尾程度は釣っています。

例えば、1月30日は、134、119、114、98、97、90、85、85、84、72、67、66、61…、と、釣り場に入られた多くの方が好釣果を上げていました。

昨シーズンの銀山湖では、あるポイント以外では釣れない…ということも多々ありましたが、今シーズンは新ドーム・旧ドーム問わず、まんべんなく釣れることが多いので、多くの人が楽しめると思います。

お店の様子はコチラでチェック

毎日の様子は、レンタルボート湖畔Facebookにアクセスするとご覧になれますので、ぜひ登録してみてください。

また、レンタルボート湖畔では、ランチメニューも充実してきています。

この間訪れた時は、何と期間限定で「グリーンカレー」がありました。ほかのお客さんに運ばれているのを横目で見るに、かなり本格的!

ほかのメニューも、どれも美味しいので、ぜひ食べてみてください。

私などは毎回どれにしようか迷うくらいです。

数を釣るなら朝の時合、底付近が好反応

さて、釣れている様子をもう少し詳しくお伝えします。

まず、釣れる時間帯ですが、多くの日は朝の時合によく釣れています。

そして昼前になると少しアタリが遠退き、14時ぐらいからポロポロ単発で釣れ、終了間近に群れが入ってくることがありますし、そのまま終了…ということもあります。

ですので、どちらかと言えば朝の時合を釣る方が、数を釣リやすいと思われます。

しかし、これとは反対のパターンの日もあったようなので、やっぱり釣りは面白いですね。

また、直近の釣行時の魚群探知機の様子ですが、水温低下に伴ってか、中層を通る群れはほとんどなく、底付近の反応中心ですので、魚群探知機がなくても、狙いを定めやすい状況です。

大小混じるので、袖針は1~1.5号がオススメ

釣れているサイズは14cmクラスの大きなものから、当歳魚と思われるものまで、さまざまなサイズが釣れますので、袖針であれば1~1.5号ぐらいが無難かもしれません。

エサは、紅サシ、白サシ、ワカサギウォーム、赤虫などを試していますが、個人的に朝の時合には白サシがよいように感じます。

皆さんもいろいろ試してみてください。

また、集魚効果のあるブドウ虫や寄せっこなども釣果アップには必須です。

エサは紅サシか白サシ、針は底針を追加し5~7本付ける

それでは、現在の銀山湖の様子から、私のオススメの釣り方をご紹介します。

底から24m巻き上げることや、速やかに仕かけを下ろすことを考えれば、リールは電動リール+0.2号ほどのPEラインを50mほど巻くのがよいです。

エサは紅サシか白サシがあればよく、食いが立っていればカットの仕方はそれほど気を使わなくても釣れますが、テクニカルな時は、小さめにカットして使うとよいように感じています。

針は袖針1~1.5号を基準にして、5~7本針で底針を付けるようにしてください。直近の釣行では、渋い時間帯は、底針に掛かることが多かったです。

オススメの誘い方は小さく穂先を上下して5秒ステイ

次に誘い方です。

シーズン初期には、誘い上げや、やや強めのアピールが有効なことが多かったですが、水温の低下とともに、あるいはワカサギの警戒心が高まってきつつあるのか、そのような誘いではアタリがでにくくなっているように感じます。

朝の時合は活性が高く、皆さん楽しまれていますので、渋い時の私の攻略法をお伝えします。

オススメは、小さく穂先を上下して5秒(これも時によりますが)程度静止させて、ワカサギがエサを食べる時間を与える、オーソドックスな誘い方です。

また、上記の写真のように、スプールを前後に回して細かく誘うのも有効なので、私も今の時期にこの誘い方を多用しています。

余計な手の動きを抑えるためにリールデッキを活用

この時期、アタリは非常に繊細なことが多く、よくレンタルの方が手持ちでアタリを待っておられますが、自分の手の動きの影響も受けますので、できればリールデッキに置いていただきたいです。

「誘う→待つ」を繰り返し、アタリがなければ(空振りしてしまったら)1度仕かけを2m程度上げてから静かに底に下ろしたり、エサの交換をしたりして、渋い状況でも粘り強くアタリをだすために、工夫してみてください。

横の人との間隔が十分であれば、フカセ釣り(底を取ってから糸をたるませて、仕かけを漂わせるイメージ)なども1つの手だと思います。

アクセス

 

■交通…播但自動車道を北上。生野ICで降りて、国道312号に出て左折。ローソン生野店を越えた50m先の交差点を右折。国道429号を生野銀山湖方面へ約15分。

■期間…12月12日~4月中旬

■料金…桟橋2500円、手こぎボート2500円(いずれも遊漁料金込み)。エサ、仕かけ常備。

■問い合わせ…☎生野銀山湖レンタルボート湖畔(079・679・2852)

■生野銀山湖レンタルボート湖畔の公式ホームページはこちら

 

 

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