釣って楽しい、食べて美味しいアカイカ(ケンサキイカ)ですが、意外と釣り方とかってわかりませんよね。
「どうやって釣るの?」「難しいんじゃないの??」って思いの人が多いのではないでしょうか。
私も最初はそう思っていました。
しかし、和歌山県日置沖では出船してからポイントまでおよそ5分と近く、しかも水深も浅いため、初心者のデビューに持ってこいです。
ということで、今回は8月某日に好調の日置沖へイカメタルを楽しみに日章丸へ釣りに出掛けてきましたので、当日の釣況と釣り方を簡単に紹介します!
アカイカはイカメタルでアプローチ
アカイカ釣りは船釣りで楽しめます。
イカメタル仕かけで狙います。
イカメタルとは
イカメタルは専用のメタルスッテ(鉛スッテ)を使用して、船からイカを狙うゲームです。
ケンサキイカ、ヤリイカ、スルメイカなどが主なターゲットとなります。
上記が仕かけ図となります。
専用のロッドがありますが、ない場合はバスロッドなどでも代用が可能です。
アカイカは釣れるタナがかわるので、カウンター付きの両軸リールを用意しておくとよいでしょう。
道糸はPEラインで0.6~0.8号がベストです。
イカメタル用の仕かも販売しいてるので用意しておくとよいでしょう。
さあ、ここまではばっちりでしょうか。
それでは次に気になるスッテの選び方を紹介します。
赤緑と赤白のスッテを用意しておくことがベター
日置沖のイカメタルで用意しておきたいマストカラーは赤白と赤緑です。
これは、ウキスッテ、鉛スッテどちらにも基本となる。鉛スッテは15~25号前後用意しておけばよく、当日は潮が速く25号までを使用しました。
しかし、船長が話すには「鉛スッテが重過ぎると乗りが悪くなる」とのことです。
なので、できるだけ軽い鉛スッテを使用するのがよいとのことです。
船長のオススメスッテ
船長のオススメはデュエルのイージーシリーズです。
特に基本カラーの赤白、赤緑と今期の乗りがよいカラーとなるオレンジやイエローのカラーがオススメとのことでした。
釣り方~誘いは大きく誘い、スローに竿を下げていくのが◎
①仕かけをタナまで落とす
明るい間は底を中心に探っていくことが基本となるので、仕かけは底付近がよいです。
しかし、日が沈んで集魚灯が効いてくるとタナがかわるので、船長からタナを聞き、仕かけをタナまで落とします。
②誘う
シャクリは大きくゆっくりとシャクるのがよいです。
そして、竿を上げて、次は竿先を下げていきます。
この時にイカが乗ってくる場合もあります。
下ろす時はゆっくりと、またステイも有効な誘いとなります。
③タナをかえる
何度か誘いを繰り返し、アタリがなければ、タナをかえて再び誘います。
もし、竿先がフッと持ち上がるアタリがでれば積極的に掛けていくことが重要です。
イカは誘った後のステイなどにアタることが多いようです。
当日はアカイカ54ハイと好釣果となりました!!
初心者でも楽しめるお手軽イカ釣りに出掛けてみてはいかがでしょうか。
※この記事は2019年7月26日発売の週刊釣場速報に掲載された記事を再編集、加筆したものです。