【魚に感情ってあるの?】寂しそうなタナゴを救済すべく、トモチンが動く!

寄稿:トモチン

トモチン プロフィール

自称「シンガーソングライダー」歌って走れるアーティスト。 飲料メーカー「サンガリア」でおなじみの歌「イチ、ニ~、サンガリア♪」のサウンドロゴを歌う(2003年~)。 地上波バイクTV「Like a wind」MCとしてレギュラー出演中。 週刊釣場速報にて「トモチンのおさかな珍喜劇」を執筆中。

今回は、飼っているタナゴの素朴な疑問について

「タナゴ」と「メダカ」を飼っている私。水槽は別々だ。

タナゴ(タイリクバラタナゴ)は自分で釣ったもので、もう何年も家族の一員である。

最初、12尾ほどいたタナゴは、それぞれ、かなり長生きしてくれたが、とうとう最後のオス1尾となってしまった。

狭いかなと思った水槽も、今では豪邸となっている。

広々としているのに、最後のタナゴは隅っこ暮らしになっていた。

水草と水槽の陰に隠れてヒッソリと。

魚に「寂しい」って感情はあるの? と思うように

そう、「魚って痛いと感じるのかな?」と思いながら、釣った魚をその場で締めることが多々あるが、「魚って寂しい感情があるのかな?」と、ふさぎ込んだタナゴを見る度に、思うようになった。

「この子が亡くなったら、もう持って帰ってきたらあかんよ。その時は水槽片付けなさいよ」と、親に言われるようになっていた。

日に日に、タナゴは元気がなくなってきた。

「何とかしたい!」と思う気持ちが増していった。

何とかしたい! その一心で行動に移した

昔、どうしても犬を飼いたいが、親に猛反対されている大親友がいた。

親友が選んだ行動は「商店街の福引で犬が当たった」という設定で、犬を家に持ち帰ったのだ。

犬が当たる福引は、いまだかつて見たことがない。

しかも、まさかの「ゴールデン・レトリバー」だった。

よし、私も強行突破だ!

福引で当たったことにして、増やそうと思ったが、嘘はバレそうだ。

私のタイリクバラタナゴにおけるポリシーは「買うな! 釣れ!」だ(種類や地域によっては、釣ることも飼うこともできないので注意は必要)。

しかし、あまりにも元気がないタナゴを放っておけず、気が付けば、ホームセンターのペットコーナーにいた。

ポリシーを捨て、メスを2尾だけ買った。

2尾のメスを入れたことで、オスは元気に

そして、水槽にこっそりと入れてみた。

2日間、意外と親にバレなかった。

何年も飼っているオスは大きく、メスはさらに小さい。

「奇数だと、三角関係にならないかな」、「女子が2尾いると強いかな」と、妄想と心配をした。

しかし、3尾は意気投合(←そう見える)。

一緒に仲よくいることが多いのだ。

ふさぎ込んでいたタナゴは、元気に泳ぎ回るようになった。

これは一目瞭然だ。

結論!「魚には寂しいという感情がある!」。

そして、「魚も恋人や仲間の存在は、生きる活力になる!」。

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