誘いはスローがキモ!
当日の竿頭の2人のパターンは底から10mまで、釣り方は移動幅の小さなスローな釣りという点は共通していた。
2人のメインロッドは今永氏は「極鋭タチウオテンヤSP170AGS」、前田氏は「極鋭タチウオテンヤSPEXAGS178」と先調子の硬めの竿。
リールはともに「フォースマスター600」だった。
今永氏のエサは「渋い時はやはりイワシのイメージなのでイワシを使った。後で聞いたがサンマでアタリがでるならエサ持ちのよいサンマを使えばよかった」とのこと。
エサ付けの際はイワシの頭を落として使用していた。
理由は「基本的に即掛けをしていくので頭がずれていると掛けに行く時にテンヤがダートしてしまったりする。手返しよく釣りたいので、頭を落としてしまって丁寧に付けなくてもズレにくくしている」と話した。
使用したテンヤはオーナー針から新発売となった「掛獲船タチウオテンヤ」。
スリムなヘッド形状、平打ちされた針、ショートシャンクとこだわり満載のテンヤだ。
今永氏の誘いは基本は底から10mまでをハンドル2分の1から4分の1回転動かし、ステイを5~10秒というスローな釣り。
終盤はキャスティングからのカーブフォールで、底から2~3mラインを攻めてフォールの釣りを展開していた。
以上が今永氏の誘いのパターンだ。参考にして釣果を伸ばしてみてほしい。
※この記事は2019年9月13日発売の週刊釣場速報に掲載された記事を再編集、加筆したものです。
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