冬のシケの合い間にイカメタル、オモリグ、胴突きなどで釣り人を楽しませてくれていた日本海のヤリイカですが、3月も下旬に入るとそろそろ終盤戦。
若狭湾のイカ処、福井県敦賀沖にも産卵を意識した群れが浅場に接岸してきています。
今冬はシケ日も多く、なかなか思うように出船ができなかった同沖ですが、3月も20日を過ぎてヤリイカがいよいよラストスパートとばかりに、乗りが上向いてきました。
近況でも、よい人2ケタ釣果が続々と上がり、ほかにマイカにムギイカ、コウイカと計4種が入りまじって釣り人たちは満足げ。合わせてよい土産になっています。
各船の釣果を見てみると、
敦賀色浜・甚五郎丸
3月22日の半夜便は、船長も「ここ最近の状況ではあり得ない釣果。しかも型がよかった。新しい群れが来たのか?狂い咲きか?」とビックリするほどの爆乗り!
トップ45ハイ、2番竿33バイで船中全員土産十分の釣りになったとか。
敦賀色浜・日吉丸
3月21日は半夜便でポイント移動後に乗りが上昇。ヤリイカとマイカの割合は1対1ぐらいで時おりムギイカやコウイカもまじって、2ケタ釣果の人が複数出ています。
敦賀色浜・竹宝丸
3月21日は半夜便で日没以降に上がり出し、マイカまじりでコンスタントにヒット。よい人はマイカまじりで20パイの釣果が出ています。
敦賀色浜・泰丸
3月21日は半夜便、深夜便ともに出船。
半夜便ではよい人は終始コンスタントにアタリをだして31パイ!! 少ない人でも土産は確保しています。
深夜便では半夜便の灯りを引き継ぎ、よい人25ハイで、数人が2ケタ釣果。ヤリイカ、マイカ、ムギイカ、コウイカと4種のイカで各自がよい土産をゲットしています。
今期は例年のような「イカ玉」はまだ見られてないようですが、イカの乗りは上向いており、これから最終盤にかけて好釣果も期待できそうですね。
ヤリイカは冬から春にかけてが好シーズンのイカ。いつまでラストスパートが続くかは分かりませんが、凪の日も増えてきた今が「ヤリイカ」を狙うチャンスです!!