夏の風物詩「アコウ」
シーズンが開幕した、日本海の「アコウ」。アコウは、標準和名を「キジハタ」と言い、関西ではよく知られた高級魚だ。
今回は、開幕から好調の京都・宮津沖でアコウを狙ってきた。乗船したのは、宮津・養老大島港から出船している裕凪丸。
この日は、およそ1時間の航程で、経ケ岬を越えた間人沖がポイント。水深は30~50m前後がメイン。船長の合図でさっそく釣りを開始。
生きた小魚をエサにした「泳がせ釣り」で狙う
生きエサは、およそ5~8cm程度のカタクチイワシ。
開始早々、竿が曲がり、ガシラやメバルでイケスが賑わう。しかし、アコウの食いは渋いようで、なかなか本命は登場しない。
活性が低いながらもコンスタントにアコウが登場
どうやら、この日は水温が低く、アコウの活性も低いようだ。しかし、食いが渋いながらも。アコウはポツポツと釣れ出し、アコウの引きを楽しむ。
中には、強烈な引きを見せたものもあり、無事上がってきたのは40cmオーバーの良型アコウ。
最終的にアコウをはじめ、ガシラ、メバル、マハタ、ソイなどが釣れて根魚三昧の釣果。釣り人たちは旬のアコウ釣りを満喫することができた。
アコウはこれからが本番。美味しい夏の味覚を味わいに、アコウを釣りに出掛けてみてほしい。