レンタルボート釣りの魅力、それは狙い物や釣り方、ポイントなど、いろんなことが自由に楽しめることではないでしょうか？

近年では各地で手漕ぎだけでなく、免許が必要なエンジン付きのレンタルボートも盛んになっています。

手漕ぎと違って船舶免許が必要（2馬力除く）になってきますが、エンジン付きの魅力はその機動力。出船場所から、ある程度離れたポイントも狙うことができます。

手漕ぎのボートなら、キスや小アジ釣りなどが多かったと思いますが、エンジン付きのボートが普及するにつれ、近年は人気のタイラバやSLJ、エギングなども楽しめるようになっています。

多彩な魚種が狙える宮津湾

日本三景の天橋立で有名な京都府宮津湾も、夏場は波穏やかなでボートフィッシングが楽しめる釣り場の1つ。

水温も上がって各魚の活性も高く、いろんな魚種が狙える好シーズンを迎えています。

 

宮津・波路のフィッシングセンター海友では、休日ともなると少人数のグループで思い思いの釣りに出船し、いろんな釣りが楽しめています。

誰にでも手軽に楽しめるのが、キス釣り。

コンパクトロッドやルアーロッドなどに片天ビンのキス仕かけをセットすれば、仕かけは完成。あとはエサの石ゴカイをチョン掛けにして竿下や、前方にチョイと投げるだけです。

仕かけが手軽で、ポイントも天橋立沖から日置沖、そして黒崎周辺など、湾内各所に広がりますが、底が砂地なら大抵のポイントで狙えるので、ボート釣りビギナーでも狙いやすいのが魅力。好場に当たれば、数釣りも出ています。

6月下旬には1船で80尾ほどの数釣りもあり、土産は十分に釣れそうです。

 

また、キスは25cm前後の良型がまじったり、ベラやカワハギ、小ダイ、さらには小型のキスにマゴチが食い付くこともあるので、魚種も多彩です。

 

人気沸騰中のタイラバは、エンジン付きのレンタルボートの機動力を生かせる釣り。

水深のあるポイントまで（行けるポイントは船宿により制限があります）快適に移動できるのは、エンジン付きならではですよね。

このタイラバでは、マダイはもちろんですが、「若狭グジ」とも呼ばれる高級魚アマダイも狙えるんです。

タイラバは専用のライトなタックルに仕かけを結んで底まで落とすだけ。あとは一定のタナまで定速で巻き上げればマダイやレンコダイなどが、底付近をドンドンと叩いて探っていけば、アマダイやホウボウ、イトヨリなどもヒットしてくれます。

しかも、そのサイズも凄い。小中型も釣れますが、時おり70cmを超えるような大型マダイや、50cmに迫るような大きなアマダイも上がっています。

 

 

タイラバだけでなく、SLJやジギングなどで狙う人もいるようです。ルアーフィッシングも多彩に楽しめるのがイイですね。

 

アオリイカと言えば、秋の数釣りが有名な宮津湾ですが、春シーズンは終盤に近付いているとは言え、まだまだ姿を見せています。

この時期は産卵に接岸してきている1kg前後の大型狙いが中心。数は望めないのでベテラン向きですが、好場に当たれば1人で複数ヒットもあり、楽しめています。

 

チョイ投げのキスやタイラバのマダイやアマダイをメインに、エギを忍ばせておいて、ちょっとした合い間に狙ってみるのもよいかもしれませんね。

また、秋シーズンの小中型アオリイカの数釣りは、例年8月下旬から楽しめています。

 

レンタルボートなら、船宿で定められているルールの範囲内であれば、釣り物、釣り方、ポイント、さらには出船時間も自由自在。朝のんびり出船して、暑くなったら早上がりという、時短フィッシングも楽しめます。

この夏は宮津湾で思いっきりボートフィッシングを楽しんでみてはいかがですか？