久しぶりに会った友人と飲んでいた時、ふと「釣りにいきたいなぁ」という話になった。
その日は久しぶりで酒も進み、本当に行くかどうかも分からぬまま夜は更けていった。
しかし、次の日のラインで「釣り、いつにする?」と友人からの連絡が…。
そこからはトントン拍子で日程が決まっていった。
高級魚「オオモンハタ」を狙う
釣りに行くならば! と兼ねてより、食べてみたかったオオモンハタを船釣りで狙いに行こうという話になった。
余談だが、友人と10年ほど前に波止で釣りをしたことがあるが、友人は船釣りは初めてだ。
船釣りからノマセ釣りで狙う
まだ日も暗いうちに集合して、目指したのは三重県紀伊長島・道瀬だ。
この日、乗船したのは道瀬から出船している宮丸だ。
ここの宮下船長はとても温厚で人当たりがよく優しい。
そして、料金もリーズナブルだ。
7時に出船してポイントまではおよそ15分ほどで、紀伊長島沖へと到着した。
釣り方は生きアジをエサにしたノマセ釣りだ(エサは各自で用意が必要)
タックル
オモリ負荷80号の船竿、小型両軸リール、PE2号200m、仕かけはヒラメ用ノマセ仕かけ(ハリス6~8号)、オモリ60~100号
ポイントは魚礁周り
「水深は60mで魚礁があるよ」と指示アナウンスを受けて釣り始めた。
友人に簡単に釣り方の説明をして釣り始める。
しばらくすると、ゴン、ゴゴンと友人の竿が曲がり込む。
「よっしゃー! きたで!」と言いながら上がってきたのは45cmの良型オオモンハタだ。
さっそくの大本命に船中が盛り上がる。
ここで、私にもアタリがでた! しかもデカい! と思ったのも束の間、竿先がフッと軽くなった。
痛恨のバラシだ。
あまりに悲しすぎる。
ここから、しばらくアタリが止まり、ポイントをかえた。また流し始めると、ゴゴンともう1人の友人にアタリがでる。
強引を楽しみながら上がってきたのは35cm前後のウッカリカサゴだ。
この後には40cm後半のオオモンハタも釣り上げて見事本命を釣り上げた。
帰宅後2日ほど寝かしてオオモンハタを食べてみると。その食味に驚いた。
「めちゃくちゃウマい」
濃厚な旨味と適度な脂で一瞬にして平らげてしまった。
オオモンハタ…ハマってしまいそう。
この魚は1度食べてみないと損!
ゆったりと釣りを楽しみ、オオモンハタを狙ってみてはいかがだろうか。