冬のライトゲームにはどんなグローブがイイの? 5つのタイプで実験してみた!

寄稿:nomi

nomi(ノミ) プロフィール

釣場速報本紙でお馴染みの、釣りに対するさまざまな疑問を解決する実験的な試行も試しているマルチアングラー。OCTOPLASHERなど数々のバンドでギタリストとしギターを日々弾きマクリ。山豊テグスフィールドスタッフ。

ライトゲームと、ひと括りにしても、いろいろとあるが、冬季の大阪近郊では、アジ、メバル、ガシラなどが狙える。

防寒着をまとい、海へと出掛けて行く訳だが、そこでは一体、どんなグローブが合うのか!

一般的に冬季のグローブと言えば、親指、人差し指、中指が出ているタイプが多い。しかし、ライトゲームにおいては、感度にいささか問題がある。そのため、手の平がオープンになっているタイプがある。

今回は、いろいろなタイプのグローブで釣行してみた。

用意した5タイプのグローブ

用意したのは…
①3本指が出ているタイプのネオプレーン素材
②3本指が出ているタイプの薄手の布素材
③手の甲のみを覆うタイプのチタン素材
④手の甲のみを覆うタイプのフリース素材
⑤5本指が出ているナイロン素材

以上の、5タイプを試してみた。

まずは、純粋に素手の状態では、感度は細かいアタリも取れるが、やはり手がかじかむ。このままでは、長丁場の釣りは正直厳しい。

①3本指が出ているタイプのネオプレーン素材

5タイプの中で、1番暖かいであろう①3本指出しのネオプレーン素材。これは、手がかなり暖かい。

指先3本は、まぁ我慢できる。しかし、ロッドから伝わる感度は、正直まるで伝わってこない。

ライトゲームでの巻きの釣りであれば成立するであろうが、楽しさはやはり激減する。

②3本指が出ているタイプの薄手の布素材

次は、②3本指出しの薄手の素材のもの。先ほどのネオプレーンに比べると、暖かさは落ちるが感度は少し上がる。

③手の甲のみを覆うタイプのチタン素材

次は、③手の甲のみのタイプのチタン素材。少し指の根本にも生地があるため、グリップの仕方によっては、人差し指の根本が素手ではなくなるが、暖かさも生地の薄さの割には暖かい。

そして、手の平での感度が素手状態であるので、グリップ方法に問題がなければオススメである。

④手の甲のみを覆うタイプのフリース素材

次は、④手の甲のみのフリースタイプ。こちらは親指、人差し指、小指に紐状のものをかけるだけで、先ほどのグリップ方法によって生地があたることはない。

暖かさもチタンの物よりは暖かくないが、素手に比べると、十分暖かい。

⑤5本指が出ているナイロン素材

最後は、⑤5本指出しのナイロン素材で、素手のような感度が得られるという半素手グローブ。

これは名前の通り、感度はなぜか素手にかなり近い。手の平も覆っているため暖かさもある。

実験結果は“手の甲のみ覆うタイプか、半素手グローブがオススメ!”

今回のノミラボ実験結果は、「手の甲のみ覆うタイプか、半素手グローブがオススメ!」であった。

私個人の釣行では、④のフリースのグローブをよく愛用している。

素手感が強いのと、何より、着脱が簡単であるのもオススメである。

それでも寒い時には裏技的に、半素手グローブを付けた上に、④のフリースグローブを付けるというスタイルで釣行している。それでも無理な時は、そそくさと退散する。

ライトゲームでは、ほかの釣りよりも感度が大事になってくるので、皆さんも自分に合ったグローブをぜひ見付けて、冬場のライトゲームを楽しんで欲しい。

この実験で今日もギターが冴えるぜ!ギュイ〜ん♪誰かがやらねば…。
(※実験結果は、私の主観で判断しているため、必ずしも皆が同じ感想を持つとは限りません。)

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