朝晩は冷え込みますが、だんだんと春の足音を感じるようになってくるシーズン。水温は低く、狙えるターゲットは少ない季節ですが、その中でも比較的お手軽に堤防から狙える魚を紹介！
クロダイ（チヌ）・キビレ
エサ釣り、ルアー共に人気のターゲットのクロダイ（チヌ）・キビレは、2月の終盤から産卵のために浅場に上ってきます。これを「乗っ込み」と言い、出産の力を付けるためにエサの荒食いが始まるので、比較的釣りやすいシーズンとも言えます。
数だけではなく、良型も狙えるシーズンでもあるので、この時期を楽しみにしているアングラーも多いですよ！
アジ
手軽に釣れるターゲットの代表格「アジ」。
場所によっては、30cmほどの良型が狙えるのがこのシーズンのイイところ。夏ほど数は釣れませんが、脂の乗った美味しいアジが釣れますよ！
回遊魚なので、事前の情報収集が釣果に繋がります！ 群れが居るか居ないかを見極めて、釣行しましょう。
シーバス（スズキ）
シーバス（スズキ）、堤防釣りの人気ターゲット。冬に産卵をしたシーバスが、体力を回復するためにエサを捕食しだすのがこのシーズン。
2月の終盤から3月にかけては、イソメやゴカイといった多毛類が、産卵のために地中から出てくる、いわゆる“バチ抜け”が始まるのですが、そのタイミングがポイント！
地域によってバチ抜けする時間帯や潮周りが違いますので、調べておくと釣果に繋がりますよ。
サワラ（サゴシ）
魚に春と書いて、鰆（サワラ）と読むように、春が旬の魚です。80cmに満たない個体をサゴシと呼びます。
ショアジギングなどのルアーフィッシングで狙えます。最近では、サワラ特化のブレードジグも各社から発売されているので、比較的狙って釣りやすい魚ですよ！
カサゴ（ガシラ）
カサゴ（ガシラ）は通年釣れる癒しの魚。水温が低い早春は、プリプリの良型が期待できます！
ブラクリ（穴釣り）や、ルアーフィッシング（ガシリング）で簡単に釣れるので、ビギナーや、とりあえず魚が釣りたい！ という人にオススメのターゲットです。
以上が2月終盤～3月に堤防で釣れる魚の紹介でした！
釣り人も少ないので、比較的釣りがしやすいシーズンでもありますので、のびのびと釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後に、今後も釣りを楽しむためにも、ゴミは持ち帰る、汚さない、地元の方々に迷惑をかけない、違法駐車はしないなど、ルールを守りましょう。
