今が最も旬!数釣りが楽しめる「イサギ釣り」をレポート!

久しぶりの晴天に恵まれた週末の5月21日に、つりそく船釣りクラブの釣行会が開催されました。今回は、和歌山・美浜港の山見丸にて、今が旬のイサギ狙いです。

当日は、山見丸2船に分かれて出船。記者は乗船した船には、この釣りが初めての人もいれば、毎年楽しんでいる人もいたりとさまざま。まず記者は、船長に今の状況と、イサギ釣りの基本などを聞きました。

「イサギ釣りのベストシーズンは、例年なら5―7月頃。抱卵中の脂の乗った個体が釣れるのが、今のタイミング。ポイントの水深は35㍍前後で、鉄仮面の仕かけが底に着いたら、3㍍ほど巻き上げて、2回ほど竿を煽ってマキエを出して、ゆっくりと巻き上げるだけ」とのこと。難しい釣りではなく、美味しいイサギが釣れてくるのだから、初心者でも楽しめる釣りなんですね。

さて、当日の天候は晴れ、ベタ凪の釣り日和。港を4時半に出船し、約30分ほどの航程でポイントに到着。アンカーを入れてのカカリ釣りになります。
船長の「水深35㍍、やってね」の声で一斉に仕かけを投入。当日はベタ凪だったため、置き竿で狙う人が多かったですが、もちろん手持ちでももOK。それぞれのスタイルで狙っていきます。

この日の仕かけは、鉄仮面の天ビンズボ釣りで、エサはマキエにアミエビを使用。サシエは、サビキ仕かけにスキンやケイムラ、平打ち針を使用しているので、基本的にはなくてもよいそう。

朝イチは高活性で、1投1尾のペースも!

ほどなくして、電動リールの巻き上げ音が響きます。船中ファーストヒットは森岡氏。上がってきたイサギは30㌢後半の良型。その後、岩佐氏、屋敷氏、尾崎氏、辻氏、そしてこの釣り初めての壷井さんにもイサギがきました。

朝イチはよい人は1投1尾のハイペースで釣れ続いたものの、次第に反応が薄くなり、6時半頃にポイントを移動。
ポイント移動後もよい状況が続きます。ダブルヒットやジャンボ級が上がったり、この時点で、ほぼ全員が満足な状態に。ただ、陽が高くなるにつれ、徐々にアタリが散発的に…。

日が高くなって活性が下がってきたら、誘いやエサにひと工夫

船長は「朝イチは活性が高いので皆釣れるけど、日が昇ってきたら反応も薄めになるので、スロー巻きだけでなく、リアクション狙いの誘い方にかえたり、サシエを使ったりしたらいいよ」とのこと。
サシエを使ってみたり、アタリがあったタナだけを集中的に狙ってみたりと、全員が試行錯誤しながら、イサギ釣りを楽しんでいました。

そして、11時に納竿。別船では39cmと言う大型サイズも上がり、全員が大満足な釣果で、旬のイサギ釣りを楽しみ、釣行会を終えることができました。

手軽に美味しいイサギをゲットできる季節。ぜひ、釣りに出掛けてくださいね!

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