【シマノ史上最強、最大】もはや狂暴といえるパワーと糸巻き量で深海・大物を制する/「ビーストマスターMD12000」

シマノ史上、最強・最大の電動リールが登場。それが、「ビーストマスターMD12000」。

出典:シマノ

シマノの電動リールは今まで最大9000番までのラインナップでしたが、12000番が追加。気になる性能を見ていきましょう。

ビーストマスターMD12000【シマノ】

2024年1月以降発売予定

品番 ギア比 最大ドラグ力(Kg) 自重(g) スプール 径(mm)/幅(mm) 糸巻量ナイロン(号-m) 糸巻量PE(号-m) 最大巻上長(cm/ハンドル1回転) ハンドル長さ(mm) ベアリング数BB/ローラ― 実用巻上持久力(Kg) 最大巻上速度(m/分) 実用巻上速度(m/分)1kg負荷 実用巻上速度(m/分)10kg負荷 実用巻上速度(m/分)15kg負荷 夢屋ハンドルノブタイプ 夢屋ハンドルタイプ 電動ケーブル全長(m) 本体価格(円)
12000 2.4 43 2300 70/96 12-860,14-760,16-700 6-1660,8-1200,10-900,12-760 53 80/92 20/0 38 170 155 120 88 B BH-4,5,6 2.5 205,900円(税別)

シマノ公式「ビーストマスターMD12000」詳細ページはこちら

「ビーストマスターMD12000」のメインターゲットはキハダやカンパチ、クエといった超大型魚や、キンメダイやアブラボウズといった深海の釣り。

それらに完全対応すべく、PE8号が1200mという驚異のラインキャパシティと、従来製品以上のパワフルなモーター、さらには最大ドラグ力43kgという圧倒的パワーを兼ね備えた電動リールです。

新開発されたシマノ史上最強のモーターを搭載

「ビーストマスターMD12000」には、従来のビーストマスターに搭載されているGIGA-MAX MOTORを超えた、“NEW GIGA-MAX MOTOR”が搭載されています。

通常、電流を流す1パーツとして採用されるカーボンや銅で作られたブラシが存在しないブラシレス構造モーターであるため、摩耗する部位がなく寿命が長いのが最大の特長。

新幹線などにも使われている、と説明するとその性能の高さが分かりやすいのではないでしょうか。

また、「19 ビーストマスター9000」のモーターと比較すると、モータートルクは驚異の2.5倍となっているとのこと。その狂暴とも言える、とんでもないパワーを早く実感したいモノです。

ロングファイトを可能にする放熱システム

深海の釣りでは、300mを超える水深で魚を掛け、バラさないようにゆっくりと長時間巻き上げてくる必要があったり、超大型魚とのファイトでは、ラインが出される→巻くを繰り返すなど、ファイトの時間が長くなります。

そんな極限状態が続くと、リールの内部温度が上昇してしまい、本来のパフォーマンスを発揮することができなくなってしまいます。

「ビーストマスターMD12000」では、サイドプレートの一部を熱伝導のよいアルミニウムを採用。そうすることで「19 ビーストマスター9000」に比べ、放熱性を60%も向上させることに成功させたようです。

最強のモーターを支える強化ギア

モーターが優れていても、ドラグが強くても、それらを支えるギアが弱くては意味がありません。

「ビーストマスターMD12000」は、減速ギアをベアリング支持にするなどギアシステムを大幅に強化。最強のモーターを支える耐久性を達成した強化ギアシステムを搭載しています。

パワフルなロングハンドルを搭載

船べり付近まで巻き上げた後に、最後まで寄せきる役割を担うハンドル。

大型魚とのファイトも想定し、80/92mmロングハンドルを採用したことで、最後のひと寄せがよりラクに行えるようになっています。

深海の釣りも大型魚との釣りも、ほかの釣りと比べてチャンスが少ないからこそ、万全の準備で挑みたいですよね。

「ビーストマスターMD12000」であれば、チャンスをものにする可能性が広がりそう。

発売が楽しみな1台ですね。

シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。

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