オモリの種類はいくつかありますが、こちらのオモリ、「ホゴオモリ」と言います。
オモリと言えば、六角やタル型、ナス型など、その見た目から連想されるネーミングが定番かと思っていました。
ですが、この「ホゴ」って何か知っていますか?
保護?
違います!
ホゴとはカサゴ(ガシラ)
カサゴ(ガシラ)のことです。
愛媛や広島などで、カサゴ(ガシラ)のことを「ホゴ」と呼ばれており、ホゴオモリの「ホゴ」は魚のことを差します。
大きさ、重さもいろいろあって、若干、形が違うのもありますが、共通点は細長く、棒状であること。
これがポイントです。
カサゴやメバルなど、根魚は岩礁帯の岩の影に潜んでいます。そんなポイントを狙う時、怖いのが根掛かり。オモリの根掛かりを回避するために、このように棒状となっているんです。
今では、フォールスピードの速さから根魚狙いだけでなく、バチコンアジングやオモリグなど、ほかの釣りでも活躍しています。
ずっと気になっていた「ホゴオモリ」の「ホゴ」。
まさか魚のことだったとは、知りませんでした。オモリの形状だけで、釣りのしやすさや釣果に繋がってきます。
たかがオモリ、されどオモリですね。