釣場速報本紙で月1回の連載を寄稿して頂いているnomi氏。今回は、過去5年間寄稿の中から、気になる記事をピックアップし、紹介していきたいと思います！
ゴカイの代わりにワームでも釣れるの？
「ゴカイの代わりにワームで釣れないの？」イェス！ ノミラボにお任せ！ 実験開始だぜ！ ギュイ〜ん♪
釣りをする人の中にも虫エサが苦手な人は多い。今回は、石ゴカイで釣る釣りをワームでも釣れないか実験してみる。
今回のターゲットは、この時期アタリも多く、天ぷらが美味しいキス！
普段は、石ゴカイや青イソメなどの虫エサで狙う。ワームでも釣れるということを聞くが、実際どうなんだろうか？
仕かけはオーソドックスな2本針の仕かけを使用し、上針にワーム、下針に石ゴカイを装着してみる。どういったワームがいいのか分からないので、手持ちの中で1番ゴカイっぽい形と色のワームを付けてみる。
誘い方は皆さんご存知の、底を取っての誘いからのステイ。「プルプルッ」という小気味よいアタリ！ キス釣りは何と言ってもこのアタリの出方が楽しい。
上針と下針で、そもそも釣れる確率の違いは分からないが、やはり石ゴカイの方が釣れる。そうこうしている内に、待望のワームでの釣果！ しかも嬉しいダブルである。
ワームでも釣れるようなので、ルアーマン的に同じシルエットのワームでカラーローテーションしてみる。今度はワームのみで釣り上げることができた！ この日は、底を取っての誘いから、少しオモリを浮かせる感じがアタリも出やすく数を伸ばせて、石ゴカイのみの釣果にも引けを取らない結果となった。
今回のノミラボ実験結果は、「ゴカイの代わりにワームでキスは釣れる！」であった。
釣るという目的はワームでも達成できたが、数で言うと圧倒的に石ゴカイの方が多い。確率でいくと約１／15であった。
しかしワームのみでの実験でもなく、上針と下針の差もあり、これが正しい確率ではないと思う。またワームのみで狙う場合は、もう少し誘いなどでアピールの方法があったかもしれない。
虫エサが苦手な人はぜひワームでチャレンジして欲しい、石ゴカイよりもワームの方が格段にエサ持ちがよいのでよい誘いを見つけたら好釣果も期待できる。
釣りはたくさん釣れると面白いが、自分の思った方法で釣れるとまた違った満足度が得られる。ぜひ皆も楽しい釣りをして欲しい。
この実験で今日もギターが冴えるぜ！ ギュイ～ん…だれかがやらねば…。
（※実験結果は素人実験のため、必ずしも結果が正しいとは限りません）
