気配はあるものの、乗りが渋い日が続いていた、日本海のマイカ。

しかし、ここにきて連日好釣果が続出している情報を入手。

そこで、福井・若狭大島の釣船くないに乗り込み、激アツモードに突入している、マイカを取材することにした。

8月4日、この日は釣り人の要望で、マイカ狙いの前にノマセ釣りでアコウを狙うリレー便での出船となった。そのため、昼過ぎには港を出船。

連日の酷暑が続き、とにかく暑い。しかし、筆者が乗船した船のキャビンには、クーラーが装備されているので、移動中はもちろん、暑くて疲れた時には涼みながら休憩ができる。熱中症対策にもなるし、嬉しいサービスだ。

しばらくキャビンで涼しんでいると、ポイントに到着。さっそく釣りを始めることに。

水温も高いので、魚も夏バテしていないかと思ったが、心配をよそにアタリは続出。

40cmオーバーのアコウもまじって、船中全員が魚をキャッチできた。

気付けば夕方になり、ようやく本番。マイカを狙うことに。

仕かけを投入すると、ポツポツながら明るい間からマイカが姿を見せてくれた。

夜になると、マイカも浮いてきて、80m前後の水深だったが、30m前後でもアタリだした。

この日はアタリが小さく、テクニカルな状況だったが、全員がコンスタントにマイカをヒットさせていた。

この日は全体的にサイズが小さく、良型はいないかなと思っていたが、21時頃に事件が！

ビギナーの人の竿が、強烈に曲がり込み、周りの人が大型と確信。当事者よりも周りが騒ぎながら、ゆっくりと上げてきたのは、紛れもない大剣サイズのマイカ。

船長も思わず「これは大きい、写真撮らせて」と撮影。

ビギナーズラックとはよく言うが、いくらなんでも…、凄すぎると、脱帽の記者だった。

この日は竿頭が60パイオーバーで、スッテの当たりカラーは赤緑。当たりダナは中層で30～40mだった。

まだまだ本番の若狭沖のマイカ。気になった皆さまは、さっそく準備をして行くことをオススメしたい。