魅力いっぱいのフィールド、伊勢湾のテンヤタチウオ事情

萩原 香(Kaori Hagiwara) プロフィール

三重テレビ「フィッシングポイント」のレポーターほか、各メディアへの執筆業、メーカーのテスターもこなす釣りガール。 釣りはエサ釣りもルアーフィッシングもオールマイティーにこなすが、特に船釣りが大好き。ホームグラウンドである東海エリアの旬のターゲットを求めて、1年中釣りを楽しむアクティブな女子。釣魚料理も大の得意。愛称はカオリン。

皆さん~こんにちは!今回から連載メンバーの一員に加えていただきます、三重テレビ「フィッシングポイント」リポーター、釣研・オーシャンルーラーフィールドテスターのカオリンこと、萩原香です☆

私がテンヤタチウオに出会ったのは7年前。やればやるほど難しく、面白い、タチウオとの駆け引きに魅了され、大阪湾へと通っています。

と言っても、まだまだ技術も経験値も足りないので、テクニカルなお話はエキスパートの皆さんにお任せして、私なりにテンヤタチウオの魅力をお伝えできればと思っています。どうぞ、お手柔らかにお願いします(笑)。

伊勢湾でもテンヤタチウオ人気上昇中

さて、テンヤタチウオ発祥と言われる大阪湾に加えて、近年では東京湾でも流行中ですね。さらにここ数年で、これまで天ビン釣りがメインだった伊勢湾でも、テンヤタチウオができる船宿さんが増え、人気も右肩上がりです。

三重に住んでいる私にとっては「近場でできるならありがたい!」と、昨年から伊良湖沖へも通うようになりました。

テンヤは50号または60号

大阪湾との違いは、まず使うテンヤの重さが違うこと。

大阪湾でテンヤは40号を使う船宿さんがほとんどなのに比べ、伊勢湾では50号、または60号を使い、潮の流れの速い伊良湖沖では60号がメインとなります。

エサは各自用意する船宿さんが多く、メインはイワシですが、サンマももちろん効果的。

昨年は片名港出船の忠栄丸にて9月中旬から10月の間に4回釣行しましたが、伊勢湾のイメージは、シーズン序盤が特に大型の期待が高く、徐々に数釣りに移行していくイメージ。

とは言え、大型のストックも多いので、シーズンを通してコンスタントにドラゴンが上がっていました。

地域は違えども、大阪湾での釣りスタイルがもちろん通用します。

大型狙いにはボトムからスローのタダ巻きが、
より反応もよく、全体的には追いも素直だったように思います。

私が釣ったのは112cmまででしたが、幅がとても太く、コンディションもよいタチウオが多かったです。

今期は7月下旬からスタートしていますが、すでにドラゴンクラスが続々と釣れていて、何と幅指9本・142cmの特大サイズも上がっているとか。

シーズン序盤は特に大型の期待も高まるので、私も近々釣行を予定しています。

と言うことで~次回は、ドラゴンをお見せしますね~♪ なんちゃって(笑)。

簡単・美味しいがモットーのカオリ飯をご紹介!

タチウオはお刺し身や塩焼きでいただくのが定番ですが、たくさん釣れた時は、同じ料理が続くと飽きてしまいますよね。
とは言え、凝った料理は大変なので、やっぱり簡単で美味しいのがイイ♪ そこで、簡単に作れてアレンジもできちゃうレシピを紹介します。

★揚げ焼きでできちゃうカンタン竜田揚げ!

①3枚におろしたタチウオを5cm程度のひと口サイズにカット。しょう油、ミリン、酒、それぞれ同じ分量を、身が漬かる程度入れ、1時間程度漬け込みます。
②片栗粉をまぶして、カラリと揚げ焼きにすれば完成。

身が薄いので、揚げ焼きで十分! 少量の油でできるのがイイです。下味の調味料をカレー粉やバジルソースなどにすれば、味変に♪ 下味を塩コショウで軽い味付けにして、タルタルソースやスイートチリソースに付けて食べるのもオススメです。

余ったらスライスしたタマネギなどと南蛮漬けにしても美味しいですよ。お試しあれ~♪

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