今月の推しは「タチウオ」! 大阪湾タチウオKINGバトルの魅力&役立つ情報をお届け

寄稿:大塚香奈

大塚香奈(おおつかかな) プロフィール

船タチウオやカワハギ、海上釣り堀に精通する釣りガール。大阪湾タチウオKINGバトル2018~2020セミファイナリスト、大阪湾タチウオKINGバトル2021は3位入賞

皆さんこんにちは。寝てもさめても魚と釣りまみれ♪ かなっぺです♡

昨年より月イチ連載をスタートさせていただきましたが、ありがたいことに2年目を迎えました。2年目も引き続き、かなっぺの”推しメン”ならぬ”推し魚”の魅力を、たくさんお届けしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします♪

今月の推し魚は「タチウオ」(タチウオKINGバトル編)

今月の推しは、やっぱりこのシーズンに外せない「タチウオKINGバトル」。今回は9、10月に予選が開催されている大阪湾のビッグイベント「タチウオKINGバトル(TKB)」の魅力&予選で役立つ情報をお伝えしたいと思います♪

TKBの推しポイント1
エサへのこだわり

ハイシーズンの時期は、基本的にエサ持ち重視でサンマを使用しています。

捌く際は冷凍されたサンマを半解凍の状態で3枚に捌くと、内臓がポロっと塊で処理できて楽ちん。

さらに一夜干しにすることで、タンパク質がアミノ酸やイノシン酸などに分解され、集魚材過多になることなく、素材本来のアミノ酸成分で、集魚効果がアップ♡

干すことで余分な水分は抜き、サンマの匂いと脂は身に残るので添加過多にならず、エサの付けかえ時に塩や添加物などで手が汚れにくく、その後の動作が快適&スムーズになります。タチウオの活性や状況に応じて、一夜干し+集魚材を追加したり、1:2で塩とアミノ酸で塩締めにしたりと、エサ作りにも個性が出て面白いです。 もちろん、イワシしかアタらない! なんて日もあるので、このエサだけ! とこだわり過ぎるのは×️。タチウオの活性に合わせて柔軟に対応することで、どんな状況でも安定した釣果を出せますよ♪

TKBの推しポイント2
テンヤの選択

現在は、テンヤの種類も多くて、悩んでしまいますよね。テンヤの基本はフルグロー、減光、無発光、そして鉛とTG(タングステン)。

TGはコンパクトシルエットで沈下速度も速い分、水深のあるポイントでは特に手返しよく数を狙えるし、コンパクトシルエットで夏の小型タチウオ、食い気の悪い低活性のタチウオにもアジャストしやすいです。

鉛テンヤのメリットは、ヘッド面積が大きい分、グローの光量の多さで高アピールができます。

海中が暗い時(濁り潮、日の出前、曇天時など)や、活性の高い若いタチウオが好むとされているグローでのアピールにも◎です。

TKBの推しポイント3
事前準備がワクワク

大会はもちろん、普段から釣りをする際は、身の回りを整頓して釣りの一連の流れの動きをスムーズにすることで、手返しもよくなり、トラブル回避&釣果もアップ♪

基本となる立ち位置から動くことなく、エサ付け→仕かけ投入→ヒット後の取り込み→魚の締め&保冷→次の一手…と、スムーズに動けるように、タックルボックスやエサの配置などを出船前に整えて、動線を確保しておくのがオススメです♪

TKBの推しポイント4
引き出しが増える

自分なりに考えて、答えを出し、竿頭となって予選をクリアするのは、とても熱中できます。

ですが、それ以上にバトルに参加して、さまざまな船宿へ行くことで、たくさんの釣り人と出会い、コミュニティが広がることで、テンヤタチウオ釣りの面白さと、引き出し(知識)が一段と深まります。

毎年、バトルに参加してしまうほど夢中になり、ますますテンヤタチウオ釣りが大好きになってしまうのが、TKBの最大の魅力だと思っています♡

今年もすでに和歌山、大阪、兵庫の参加船宿にてTKB予選会がスタートしています。まだ参加したことがない方も、ぜひ気軽にエントリーしてみてはいかがでしょうか? TKBに参加すると、新たな発見や出会いが待っているかもしれませんよ♡

大阪湾タチウオKINGバトルの公式ページはこちら

ランキング

釣り場・釣り船の情報をまるっとチェック!