兵庫県香住沖では、ただ今、ベイトの付きが抜群で落とし込みの青物狙いが絶好調です。
そこで今回は、ダイワの最新タックルを引っ提げて、フィールドテスターの北本茂照氏と郷原未来さんが、ハイシーズンの落とし込みを楽しんだ模様を紹介します。
朝イチからメーター級のヒラマサ降臨!
どんな釣りでも期待が高まる1投目。
落とし込みでは、ベイトの付きやすい時間帯でもあり、大物がヒットしやすいタイミングでもあります。
船長の合図とともに仕かけを下ろすと、ベイトの指示ダナでダイワフィールドテスターの北本茂照氏、郷原未来さん、どちらの仕かけにも一発でベイトが付きました。
狙う大物のタナは、底付近。
その着底した刹那、郷原さんの「ウッ」と言う呻きに振り返ると、メーター級の超大物にも対応できるゴウイン落とし込みMH―243が極限まで曲がり込んでいました。
「ヤバい!!」と言いながらも、冷静にドラグの調整をする郷原さん。
竿のパワーで強烈な引きをため、シーボーグG400JのアルミJОGパワーレバーで巻きを調整しながら、徐々に浮かせにかかります。
北本氏の構える大きなタモに入ったのは、何とメーターオーバーのヒラマサ。
「獲れた~」と郷原さんは、朝イチのビッグファイトに超満足気です。
ベイトの付きが抜群で青物主体に入れ掛かり
そこからは、香住沖のポテンシャルとダイワのNEWタックルの性能も相まって、ベイトは付きまくります。
そして、底付近へ下ろすと大物も続々とヒットしてきました。
朝イチのヒラマサの直後には、北本氏に高級魚の大型アコウが、そして郷原さんには「(竿先を)叩いとる」と言う引きで、良型のマダイがヒットしました。
以降はメジロ、ハマチが入れ掛かり。
郷原さんに「メジロブラザーズに遊んでもらうのは、めっちゃ楽しい」と言わせるほど、ベイトが付けば、即アタリの連発。
北本氏とのダブルヒットも多々ありました。
日が高くなってくると、ベイトが動き回り、船は感度を追って移動を繰り返します。
そんな時間帯でも、AGSを搭載したゴウイン落とし込み、リーディングネライMH230は、ベイトの付きを敏感に察知できる高感度の穂先を備えており、圧倒的なアドバンテージがあります。
シーボーグG400Jのフォールブレーキダイヤルを調整し、フリーフォールやテンションフォールも使い分け、あの手この手で、ベイトを付けていきました。
ラストにもドラマが…
そして、ドラマはラストにも。
北本氏がサワラをダブルで上げた直後、郷原さんの竿先が咄嗟に引き込まれました。
「またきたか?」と問いかける北本氏に、「これヤバいわ」と答える郷原さん。
大型ヒラマサ相手にも、パワフルに巻き上げるシーボーグG400Jで浮かせたのは、デップリと肥えた90cm級のヒラマサでした。
香住沖の落とし込みは好シーズン真っ盛りで、まだしばらくは楽しめます。