大阪湾での船タチウオ釣りの最強王者を決する! 11代目KINGの称号を手にしたのは?「大阪湾タチウオKINGバトルファイナル」レポート

12月10日、大阪・泉佐野にて「大阪湾タチウオKINGバトル2023ファイナル」が開催されました。

予選回数96回、のべ参加者数1000人超の頂点を決するこの大会に参加したのは、セミファイナルを勝ち抜いた18人と、昨年優勝者でシードの樋口輝氏の19人。セミファイナルから変更された規定「肛門前長26㌢以上のタチウオのみカウント」に対して、19人の選手はどのような戦略で挑むのか。注目が集まりました。

釣座は受付時の抽選で前半、後半が決定。上丸に乗り込み、6時頃に出船し、ポイントの洲本沖に到着した7時頃にスタートフィッシングとなりました。

水深は110㍍前後と深場のポイント。序盤はタチウオの活性が低く、ポロポロと反応を拾っていく感じで、釣れてくるサイズもキーパーに満たないサイズが多く、朝の時合を釣っていきたい選手たちを悩ませる展開に。

荊木康司氏

神谷利治氏

小林正和氏

それでも、反応のあるタナを見極めて、誘いのバリエーションやテンヤカラーを状況に合わせてセレクトする選手たち。前半終了前の9時頃には、徐々に反応がまとまって出始め、手返しよくタチウオを手にしていきました。

9時半の席替え後の後半からは、さらにタチウオの活性も上がり、ここからスパートをかける選手たち。納竿時間の12時半まで高活性な状態が続き、誰が勝つか最後まで分からない状況でした。

一ノ瀬遥斗氏

金森聡氏

12時半となり、ストップフィッシング。これから帰港までの時間に、選手立ち会いの下、スタッフが検寸を実施。検量対象となる肛門前長26㌢のタチウオと、26㌢未満のタチウオに分けられ、帰港後に桟橋で、選手自らが数えるスタイルでの検量となりました。

帰港中に選手立ち合いの下、スタッフが検寸を実施

帰港後、桟橋で検量対象のタチウオをカウント

結果、3位に関東からの参戦の一ノ瀬遥斗氏。準優勝に初の表彰台の久保元嗣氏。優勝は2019年から毎年セミファイナルに進出し続け、念願の初勝利となった小牟田俊寿氏。11代目KINGの座に輝きました。

参加していただいた釣り人の皆様、予選参加船宿様、協賛メーカー各社様に心より御礼申し上げます。2024年の大阪湾タチウオKINGバトルにもご期待ください。

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