【カワハギの釣り方】3分でサクっと読める! デカいカワハギが狙える”加太沖”のキホン

人気の”船カワハギ”。

ここ最近で始めた方もいるのでは?

今回は、30cmオーバーの大型カワハギが狙える、和歌山・加太沖で三邦丸に乗船して船カワハギを楽しんできた。

▲加太の三邦丸

大型も視野にいれた船カワハギの基本的な釣り方などをお届けしたい。

釣行当日は同船者が32cmの大型カワハギをゲット

▲当日最大となる32cmのカワハギを釣り上げた、つりそく船釣りクラブの柿本さん

タックル&仕かけ

カワハギは、”エサ取り名人”とも言われ、気付かぬままエサが取られていることも。そのため、繊細なアタリが分かる、感度がよい穂先を持ったロッドが必要となる。

船カワハギの専用ロッドが、各社から販売されているので、それを使うのがベスト。

また、リールは小型両軸リールがベター。仕かけは胴突き仕かけだ。

▲コスパが高いカワハギ専用ロッド、「デッキステージカワハギ(がまかつ)」

エサはアサリを使用する

カワハギ釣りに使う基本のエサは、アサリ。アサリは釣具店にも販売しているので、それがオススメ。

スーパーなどでボイルのアサリが販売されているが、生と比べるとアタリの出方が全く違うため、オススメしない。

また、アサリ用のアミノ酸入りの締め材も販売されているので、それでアサリを締めるとエサ持ちがよくなり、アミノ酸の効果で食いもよくなるので、できればあった方がよい。

▲エサはアサリが一般的

 

▲アサリのぬめりを取り、エサを締めてくれるダイワの「アミノソルト 激旨」

エサの付け方

カワハギ釣りは、アサリの付け方がとても重要。特に内臓を好んで食べるため、針先を内臓に刺しておくのが大切。

また、気付かないうちにエサが取られていることもあるので、こまめに仕かけを上げて、エサが付いているかのチェックをすることが重要。

アサリの付け方

①水管に針を通す
②ベロを縫い刺しする
③内臓に針を刺す
※針先は出さないようにする

基本の釣り方

①仕かけを投入

②オモリが着底すれば、竿をゆっくりと上下して誘う

③誘った後にステイして、アタリを待つ

④アタリがあれば、竿を上げていき、聞き合わせていく

⑤カワハギが掛かれば、リールを一定速で巻き、やり取りを楽しもう。

以上が基本的な釣り方。カワハギのタナは底が基本。またカワハギは、誘って興味を惹きつけ、そして食わせる間(ステイ)を作ることが大切。ずっとステイのままだと、いつの間にかエサが取られていることも。

そのほか、カワハギ釣りには、①宙釣り(オモリを底から切る)②たるませ(オモリを底に付けて仕かけをたるませる)③はわせ(オモリを底に付けて、仕かけを底にはわせる)がある。底が砂泥地帯の時は、②、③が使えるが、底が岩礁帯の時は、根掛かりすることが多くなるため、宙釣りがベター。

▲誘いを入れて、カワハギを焦らしてアタリをだす

▲小さなアタリがあれば、聞き合わせていくことが大切

 

■取材協力:三邦丸

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