福井県敦賀沖で、イカメタルファン待望のヤリイカが釣れ始めました。

まだシーズン初期だけに、今のところ、数はそこまで上がっていませんが、釣れているのはオスのヤリイカがメインなので、サイズは抜群。

胴長30cm前後の良型が揃っており、こんなサイズが数ハイ釣れれば、ボリューム感ある土産にもなります。

敦賀・色浜の竹宝丸の竹腰船長の話では、「現在のポイントは、水深100～120mの深場。メタルスッテは20～25号を使っています。タナは底がメインですが、状況によっては、底から10mほど浮くこともあるので、底だけに固執せず、少し上のタナも探ってみるのも有効な手段」とのこと。

誘いですが、水深が深いだけに、マイカ（ケンサキイカ）メタルで多用されるシェイクなどの細かな誘いよりも、ロングジャークで大きくしっかりと仕かけを動かして、ロングステイでしっかりと見せるのがよいそうです。

仕かけは、小型のエギやウキスッテでもよいですが、ヤリイカはプラヅノやハイブリッドなどの、細身のモノに好反応を示す日も多く、タックルボックスには忍ばせておきたいところです。

カラーは、定番ですが、「赤緑やピンク系がよい」とのこと。

直近の出船では、1月9日はイルカの影響を受けた船もありましたが、よい船は良型ヤリイカを20パイ前後上げた人もおり、土産十分の人もいました。

また、ヤリイカにまじって、ボッテリと肥えたメタボサイズのマイカがまじってくるのも魅力です。

冬場はシケの日も多いですが、これから徐々に水温が下がってくれば、ポイントも浅くなり、いよいよヤリイカのシーズン本番。

日本海の冬の風物詩「ヤリイカ」は今後、要注目の釣りですね！