皆さん、こんにちは。寝ても覚めても釣りまみれ♪ かなっぺです♡
タチウオのハイシーズンと言えば、初夏から秋をイメージする方が多いと思いますが、1年で最もタチウオが美味しくなる時期って、また別なのをご存知ですか?
冬の時期になると、肉厚の魚体に美味し〜い脂が、ぎゅっと詰まった最高のタチウオが釣れるんです♡
と言う訳で、今月の推し魚は「大阪湾冬のドラゴンタチウオ」です!
大阪湾 冬のドラゴンタチウオ
引きがパワフル
ドラゴンタチウオの魅力は、フッキングした時に、ズシン! と竿全体に伝わる重量感。巻き上げが一瞬止まる、パワフルな引きと、何度も抵抗してくるドラゴンのキックバックは、とってもスリリング♡
ドラグを硬く締めた電動リールで全速力で巻き上げてしまうと、バラシの原因にもなるため、ドラグ調整は必須。竿の弾力である程度いなしつつ、激しいキックバックの時には、少しラインが出る程度に調整してくださいね。
120cmに迫る、価値ある1尾
1尾でも多く、数を競って釣るのも楽しいですが、数が釣れないからこそ、価値あるドラゴンを追いかけて釣れた瞬間の嬉しさは…言葉にならないぐらい最高です♡
ドラゴンは水面が近くなっても最後まで激しく抵抗してくるので、テンションは緩めずに、船ベリでのバラシと、ケガ予防に、必ずリーダーを手で持って丁寧に引き抜いてくださいね。
ちなみにですが、ドラゴンとは、一般的には120cm以上のタチウオのことを指します。価値ある1尾とは、まさにこのことだと思います。
丁寧な釣りがキー
冬は水温も下がり、夏に比べると、活性も下がります。ケイムラやノングローのテンヤを使用したり、誘い幅を狭くしたり、丁寧にステイの間を取る、しっかり追わせて本アタリを掛けるなど、夏とは全く違った、繊細で丁寧な釣りが冬の基本。
ですが、活性が上がったタイミングでは、アップテンポな誘いや、小さなアタリを即掛けしてドラゴンがヒットすることもあるので、魚と海の状況を見極めた、臨機応変な丁寧な釣りが、冬のドラゴンへの近道となります。
1番美味しい身質
脂ノリノリのドラゴンタチウオ、かなっぺの1番大好きな食べ方は、やっぱり炙り!
魚体が大きくなると、皮が分厚く硬くなるため、皮付きのお刺し身だと美味しさが半減。炙ることで、硬さがなくなるのはもちろん、脂がジュワッと浮き出てくるのは、まさにトロタチウオ♡
腹身も肉厚なので、肛門より頭側は煮付けや塩焼きで。肛門より尻尾側は炙りでいただくと、冬のトロタチウオをフルに堪能できますよー!
大阪湾冬のドラゴンタチウオ、いかがでしたか?
冬のテクニカルで丁寧な釣りをマスターすることでテンヤタチウオ釣りの引き出しが増え、技術面でもスキルアップすること、間違いなし! 水温が下がり、脂ノリノリのトロタチウオを狙って、ぜひ冬の大阪湾ドラゴンにチャレンジしてくださいね♡