ジギングやフカセ釣りなどで有名な福井県三国沖だが、ここ数年で一気にマイカのパラダイスとしても知られるようになってきた。
シーズン本番には、1時間で30パイのペース、俗に言う「時速30パイ」と爆乗りが望めたり、型狙いに徹すれば胴長40cm前後の特大マイカが連発するなど、そのポテンシャルはイカ処の日本海広しと言えども、指折りの好ポイントだ。
そんな三国沖のイカメタル船に、今シーズンから新たに仲間入りしたのが、三国港を基地とする藤栄丸(村内洋祐船長)。三国で4代続く漁師船で、今までは玄達や鷹巣-三国沖のフカセ釣りなどに出船していたが、今期よりメタハラを装備(船の写真は装備前のもの)。
さっそく、5月31日に半夜便でマイカ狙いの初出船となったが、竿頭はマイカを45ハイ、船中7人で206パイの好釣果に恵まれた。
藤栄丸では、乗り合いでも少人数制の出船スタイルで、イカメタルは最大10人までと、釣座間隔も広々でゆったり楽しめるのも魅力。すでにシーズン本番の様相を呈している三国沖のイカメタル、年々楽しめる船が増えてくるのはファンにとっても朗報だ。