シロイカの本場、鳥取で現役漁師が遊漁船を新規開業!! 職漁での経験と知識を生かし、船は集魚灯などの設備もバッチリ シロイカはもちろん、タルイカ狙い、イカ泳がせ、ナイトタイラバも楽しめるぞ

シロイカ(ケンサキイカ)の本場・日本海は鳥取で、今シーズンより新規開業した遊漁船がある。それが鳥取・賀露(かろ)港の怜生丸(れいしょうまる)だ。

遊漁船として2020年6月に開業した怜生丸は、現役のイカ釣り漁師・小林紀和船長が舵を握る。職漁師でもあるので、冬場は漁師としての出船となるが、初夏から晩秋までのシロイカをメインターゲットに、イカ泳がせやナイトタイラバ、タルイカ(ソデイカ)などが楽しめるシーズンには、遊漁船として乗り合い、仕立てで出船する。

小林船長の「イカを獲る」ことを生業として培ってきた経験と実績は、鳥取・賀露の漁師の中でも屈指。釣果はもちろんだが、「お客さんに楽しく釣りをしてもらおう」を心掛け、釣り時間中は操舵室に長時間いることは稀。お客さんとの会話を船長自ら楽しみ、慣れない人には横に付いて親切丁寧に教えてくれる。

▲怜生丸の小林紀和船長

現役漁師と聞けば、取っ付きにくいイメージが湧く人もいるが、小林船長は初対面でもとても親しみやすい人柄で、初心者、女性、子供連れでも安心して釣行できる。

▲メタハラもバッチリ装備の集魚灯

また、船はイカ釣りの職漁船なので、イカを寄せる集魚灯もバッチリ装備。浅場を狙うことが多い夏のシロイカ釣りではそこまで差はないが、シーズン後半の深場のシロイカやタルイカ、スルメイカなどでは抜群の威力を発揮してくれる。

▲各釣座の個人イケス

▲ロッドホルダー

ほかに船の装備としては、各釣座にイカを生かしておく個人イケスと海水循環パイプがあり、時合には手返しよく楽しめるほか、船内各所にロッドホルダーを設置しており、複数のタックルを持ち込んでも安心して置いておける。

もちろん、個室トイレも完備で女性や子供も安心。有料でレンタルタックルもあるので、初めてイカメタルに挑戦する人もバッチリ楽しめる。

鳥取沖では、まだまだシロイカの数釣りが続出しており、9月15日にはシロイカをよい人100パイ、2番竿90パイ、3番竿80パイと好シーズン真っ盛り。今後も海況がよければ、シロイカの好釣果が期待できる。

▲職漁で上がり始めたタルイカ

また、タルイカも気配を見せ始めており、これからはタルイカ狙いも面白くなってきそうだ。

怜生丸はスマートフォン完全対応の見やすいホームページも新規オープン!! ブログなどでも釣果や鳥取の海の様子など、現場の生情報を更新していく予定なので、要チェックだぞ!!

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