ヒラメが船中全員ボーズなし!! ほかヒラマサ、ブリ、アコウ、マダイなど高級魚が続々!! ただ今、タテ釣り(落とし込み)が激アツ

弱肉強食、自然界は食物連鎖で成り立っている。海の中でもそう。プランクトンや微生物を小魚が食べ、その小魚をより大きな魚が食う。

釣りは基本的に、この連鎖の途中からの過程を行うことが多い。つまりは、狙うターゲットが捕食するエサ(ベイト)、あるいはルアーなどのギジエを予め仕かけに付けて狙う。

だが、昨今人気のタテ釣り(落とし込み)は、その過程のひとつ前の段階、ターゲットが捕食するエサ(ベイト)を針に掛けることから始まる。だから、この釣りの第一段階は、仕かけの針に本命のエサとなるベイトを掛ける。そして第二段階で掛けたベイトで本命を狙うという手順を踏む、食物連鎖を利用した釣りだ。

猛暑の今年は水温が高く、ポイントにベイトとなる小魚が少なかったようだが、ここへきて水温もジワジワと例年並みに下がり始め、ベイトが付くようになってきた。

タテ釣りは「エサ付けがキモ」と言われるように、ベイトを付けることが最初にして最大の難関。だが、ここをクリアできると、狙いの高級魚が底周辺のタナで口を開けて待っている。エサさえ付けば、初心者でもヒラメや青物、根魚などの高級魚をヒットさせるのは比較的容易だ。

日本海方面でのタテ釣りのメッカ、福井県三国ではイワシベイトが付くポイントが増えると同時に、一気にタテ釣りの本格シーズンに突入した。

▲シーライオンでヒラメ70cm超

▲シーライオンで良型ヒラマサ

▲シーライオンで大型マダイ

三国のシーライオンでは、10月3日にヒラメ船中2ケタとヒラマサ、大ダイ、スズキ、アコウなどの根魚多数。翌4日には船中ヒラメ18尾で全員ボーズなし!! これに大型アコウ、ブリ、メジロ、根魚など多数にサワラまじりの好釣果。

▲神海丸でヒラメよい人5尾

▲神海丸で良型まじりでヒラメなど

三国の神海丸でも10月1日にタテ釣り初挑戦の人も含めて船中全員ヒラメゲット(68cm頭に17尾)とヒラマサ、メジロ、ハマチ、マダイ、アコウ、マトウダイ、サワラなど多数。3日にもヒラメ船中12尾とヒラマサ、根魚、サワラなどと好釣果が続いている。

▲ベイトのイワシ。これが付く、付かないが釣果を左右する

現在のメインベイトはイワシで、船長が小さなベイトボールを探して追いかけるような釣り。ベイトの移動も速く、船長の合図と同時に仕かけを素早くタナまで下ろして、ベイトを付けられるかが釣果を左右する。難しいパターンの時は、船長が言うには「仕かけの投入が1秒遅れるだけで、ベイトが付く人、付かない人の差が出る」そうだ。なので、合図と同時に投入できるように、釣り人もそれを心掛けておくことが重要だ。

釣果が上向き始めた三国沖のタテ釣りはこれから晩秋までが本番。現在はヒラメをメインに狙っているが、日によりヒラマサ、ブリなどの青物が主体となったり、マダイやスズキ、サワラなどがよくまじったりと、釣れる魚は大型でしかも美味なターゲットが盛りだくさん。

この秋は、福井県三国沖のタテ釣りで激アツの大物狙いを堪能しよう!!

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