ガツーン!強烈な引きが堪らないメダイ釣りのコツとは?

新型コロナウイルス感染の「第三波」が到来するのではと言われる中、ますます注目を集めるのが密にならないレジャーのひとつに上げられる釣り。

「せっかくなら旬の魚が釣りたい。釣って楽しい、食べて美味しい魚がイイ」と思いますよね。

そこで釣場速報編集部のオススメの釣りを紹介させていただきます。

今回紹介させていただくのは日本海は浦島グリで狙う「メダイ」。

ジャンボと呼ばれる80cmオーバーの大物も狙えるので、ぜひともチャレンジしてみて下さい。

メダイ釣りのタックル&仕かけにはクッションゴムは必需品!

ジャンボメダイ狙いにはクッションゴム、太ハリスは必須。

メダイに精通した船長は、太さ3mm、長さ1mのクッション天ビン、その下にクッションゴム太さ3mm長さ1mを付けるのを推奨。

ハリスは10号以上がベスト。深いタナを狙うので太さはあまり食いに関係なく、食わせた後にしっかり獲れるかが大事だそう。

長さは、乗り合いなら3m前後の短めがオマツリも少なくベター。

針は軸のしっかりしたヒラマサ針や伊勢尼の13~14号の1本針がオススメ。

竿は強引をいなせる3m級の柔軟な竿。

リールは当然ながらパワーのある電動が◎。

エサはオキアミが主体

メダイ狙いではオキアミを主体に、イカ短やホタルイカ、サンマの切り身などが使われるが、浦島グリに関してはエサ取りが少ないポイントなので、エサは食いのよいオキアミがイチオシ。

オキアミは抱き合わせで付けるのが基本だが、アピールを重視したオキアミ3、4匹掛けを多用する人もいる。

エサ取りが多い場合は、ホタルイカやイカ短などをオキアミで挟んだ通称、サンドイッチも有効。

1本針なら指示ダナで即止め、2本針ならハリス分タナを下げて誘い上げる

釣り方は、2本針の場合は天ビンズボ釣りの基本の、指示ダナよりハリス分深く下ろして指示ダナまで巻き上げて、1、2度大きくシャクってマキエを振る、でもよいが、1本針の場合やエサ取りが多い場合は、指示ダナまで下ろせば、即タナ止めがベスト。

これは、「大抵は潮が流れているので、1本針仕かけなら絡むことは少ない。

それより、タナより下に下ろしてエサが取られることの方が無駄」と船頭は言う。

誘いは、マキエを撒くのを兼ねて、竿1本分大きく誘い上げては下ろすを1回、または2回。

これでサシエをアピールして、フォール中か、なじんだ直後に食わせるイメージ。

そのため、誘いは頻繁で仕かけがなじんで30秒から1分おきに誘いを入れる。

足繁く通いコンスタントに釣果を上げるベテランたちは、「サシエのフォールで魅せるのが大事と思うので、仕かけがなじめば、すぐに次の誘いを入れる」とのこと。

手返しはカゴに詰めたオキアミが空になった頃合。およそ5分程度で回収する。タナはサシエの有無を見て、2~3mずつ微調整を行おう。

キモはタナ合わせと頻繁な誘い!

メダイはタナ合わせが重要で、船長の指示ダナを基準に、その上下をエサ取りの状況を見ながら、基本はタナ止めで探る。

また、潮が動いていない時はスロー巻きで誘うのも有効。

タナが分かるまでは、投入の度に指示ダナを基本に少しずつタナをかえて探ろう。

ヒットダナが見つかれば、そのタナで仕かけが馴染む度に竿を大きくあおってアピールし、頻繁に誘いを繰り返すのがオススメ。

ドラグはグッと力を入れればズルっと出るよう緩めにしておき、ヒットすれば竿受けに置いたまま電動の中速で巻き上げ、やり取りは手でラインを引いて補助してやるとよい。

ゲストも多彩!マダイ、オキメバルなど

ジャンボメダイで有名な浦島グリだが、実はマダイの実績も高いポイント。

しかも、ここで釣れるサイズは全て型揃い。

アベレージ60cm前後の良型で、中には70~80cm級もまじって、よい人は複数尾上げる日も。

ほか、ブリなどの青物、小物では美味なオキメバルやシキシマハナダイも釣れる。

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