つりそく船釣りクラブの伊勢村氏と日程を調整し、泉佐野の上丸に行ってきました。

ポイントは、ここ最近好釣果が続いている洲本沖。

エサはサンマで水深100mからスタート

エサは自宅で加工し、締めてきたサンマ。水深は約100m。

少し浮いた80mラインに反応があるので、「底から70m付近まで探って」と船長よりアナウンス。

まずはテンヤを着底させ、5mほど巻き上げてステイ。

今日は数狙いではなく、型狙いで挑むと決めていたので、ストップ＆ゴーであまり激しい誘いをせずにゆっくり優しい誘いを心掛けます。

すると、先にテンヤを投入していた伊勢村氏がすでに電動リール音を響かせており、タチウオの活性はよいようです。

私もハンドル半回転～1回転を織りまぜ、2mほど巻き上げた時に、コツッと小さなアタリ。

同時にハンドルを回転させ、3度目のアタリで重さが乗ったので即座にフッキング。

まずはアベレージサイズが引きを楽しませてくれる

上がってきたのは70cmほどのアベレージサイズでした。

その後も同じタナ付近で、伊勢村氏とともに数尾釣り上げました。

ですが、同じようなサイズが続いたので、今度は少しタナを上げて、水深80mから誘い上げを開始。

違和感のあるアタリで…

すると、すぐに穂先にまとわりつくようなモヤっとした違和感があったので、ゆっくりとハンドルを半回転、半回転、1回転と誘い上げるも、次のアタリはでません。

ただ、まだ違和感があったので、ハンドルを一気に3回転させて魚が逃げる演出をしてステイしました。

次の瞬間、穂先が突き刺さるアタリがあり、即座にフッキング！

が、ロッドが上がりません。

今までに感じたことのない重量感だったので、乗せ合わせるようにロッドを力強く上げると、大型タチウオ特有のブルブルっとした引き込みを感じました。

もしや、かなりの大型では!?

と感じながら手巻きから電動巻きにスイッチし、巻き上げ開始。

上がってきたのは何と！

大きく暴れませんが、先ほどまでに釣り上げたタチウオとは比べ物にならない重量感があります。

水深80m近くからの巻き上げなので、シーボーグ200J・SJの巻き上げスピードを17に調整。

最初の引き込みが異常な重みのある引き込みだったので、ラインブレイクしないように少しドラグを緩めて慎重に巻きます。

途中、グっと重みのある引き込みがある度にスプールの回転が止まり、モーター音だけが鳴り響く状況が何度もあります。

強い引き込みに堪え、ようやく残り２mで電動リールの巻き上げが自動ストップ。

間髪入れずに手巻きで残りを巻き取ろうとするも、ここでも重さでスプールが滑る感じがしたので、ロッドを立てかけてラインを手繰り寄せると、海面に浮上してきたのは今までに見たことのない特大のタチウオ！

間違いなくドラゴンと分かり、一瞬戸惑いましたが、思い切って抜き上げて取り込みに成功！

メジャーを取り出して計測すると、何と142.5cm！

筆者の人生初のドラゴンが神龍となった結果に、自分自身も信じられない心境でした。

最終的な釣果は伊勢村氏43尾、筆者は40尾！船中ではなんと100尾超えも2人

その後も伊勢村氏と釣果を伸ばし、伊勢村氏は43尾、筆者も自己新記録となる40尾で納竿。

船中では筆者の遥かに上をいく100尾超が2人。

また、船中でドラゴン13尾の釣果で、上丸のアングラー、船長の読みと操船技術に関心させられる釣行となりました。