最近は寒波が何度かやってきて、各地ともに本格的な冬到来ですが、この寒波に合わせてやってきたものがあります!!
それは、釣り人にとってはとっても嬉しい便り、冬のイカ、ヤリイカの到来です!!
イカ処で有名な福井県敦賀沖では、年が明けた初出船辺りから少しずつ気配は濃くなってきていたヤリイカですが、先日の大寒波で大きな群れが入ってきたのか、ようやく本格的な釣果が上がり始めました。
各船の釣果を見てみると、
敦賀色浜の竹宝丸では
1月21日に大型のオスイカもよくまじって、よい人は43バイ!!
早い時間帯からアタりだして、後半は感度が固まって連続ヒットも多々あったとか。
22日にもよい人はマイカまじりで30パイの好釣果を上げていました。
敦賀色浜の日吉丸では
1月21日の半夜便では暗くなってからポツポツとアタリが出始め、終盤こそ失速したものの、よい人は胴突き仕かけでマイカまじりで45ハイ、イカメタルで36パイの好釣果。
この日のタナは、釣れ出しは底周辺でしたが、途中からは中層で4連、5連が釣れるなどバラつきが出て、イカメタルはタナ合わせが多少難しかった様子。それでも各自土産は十分の釣果だったそうです。
翌22日は深夜便で0時頃から釣れ始め、マイカもよくまじってヤリイカと合わせて、よい人は45ハイ。
全体的にはトリプル、4連、5連など1度に多くの連掛けができる胴突き仕かけの方が、今のところは数が伸ばせているようです。
イカメタルは、上手くアタリを捉えた人は好釣果を上げているようですが、イカパンチは多いものの、アタリの割には掛けられないという、釣り人がアツくなる展開のようですね。
また、今期はマイカもよくまじっているのが特徴で、中にはマイカの比率が多い日もあったとか。
さらに別船では、1月20日の深夜便でヤリイカの胴長18~40cmを1人7~65ハイ、翌21日の深夜便では1人22~92ハイの超大釣りで船中では700パイを超えたとか。
若狭の冬はまだまだ寒い日が続きますが、ヤリイカ、マイカと待望の群れが到来で、釣りの方は夜のイカ釣りで、これからアツくなっていきそうですね!!
余談ですが、このヤリイカ、生かして持ち帰ることが可能って知ってました!?
通常サイズのクーラーなら、多くのヤリイカを入れると厳しくなりますが、写真のようにヤリイカ数ハイ程度ならエアーポンプで酸素を入れておけば、比較的簡単に泳ぎイカを家まで生かしたまま持ち帰ることができます。
上手くいけば、自宅で料理屋さながらの超新鮮な「泳ぎ活イカの姿造り」なんてのも、味わえちゃいますね!!
冬の若狭湾は北寄りの季節風が吹くと、出船が限られますが、シケの合い間の凪の日は絶好のチャンス!!
次の凪の日を狙って、冬の美味しいイカを釣りに行きませんか?