日本各地に生息しているチヌ(クロダイ)は、堤防をはじめ、河口や磯など、さまざまなエリアで狙うことができる人気のターゲット。
「年なし」といわれる50cm以上はチヌ師にとってはひとつの憧れ!
そんなチヌをターゲットにした鈎が、がまかつから新たに登場。
今回は何と、一足先にその最新アイテムを触らせていただくことができました。
先に言っておきますが、かなりヤバい代物ですよ!
G-HARD V2 貫チヌ
今回紹介する「G-HARD V2 貫チヌ」は、がまかつの新たな鈎の素材である「G-HARD V2」を搭載した最新アイテム。
スレた大型チヌを食わせることを得意とした、比類なき強さの鈎なのです。
商品の詳細は公式ページにて
この鈎の最大の特徴は前述しましたが、「G-HARD V2」を搭載していること。
これ、かなり凄い性能なんですよ。
G-HARD V2とは?
・鈎先の鋭さが従来材と比較して5倍以上長持ち
・鈎の強さの指標となる「フトコロ強度」が従来材と比較して最大40%アップ
・鈎の形状維持能力が高いため、鈎先に負荷が掛かった際の変形が少なく、 設計通りの鋭い刺さり込みを発揮し、さらに鈎の伸びも抑える
G-HARD V2公式ページはこちら
と、まあ一言で言えば「鋭く、硬く、強い鈎」。
でも、これだけじゃ分からないですよね。
せっかくなので、この鈎の強さを存分に試しちゃいました!
細軸で軽く、ヒネリ鈎仕様
さっそく、パッケージを開封。鈎を持ってみます。まず思ったのが軽いですね。チヌ鈎特有の細軸です。また、鈎はヒネリ鈎。ヒネリ鈎のメリットとしては通常の鈎よりも掛かりがよくなっています。
ここで気になったのが、細軸。細軸だと、軽いので食い込みもよさそうだし、マキエとサシエの同調もよさそう。でも、こんなに細軸だったら弱くないのかな? そう思った筆者。実際に鈎があると、試してみたくなりますよね! 鈎の強さを(笑)。
ということで、「比類なき強さ」と謳っているこの鈎のポテンシャル、検証してみました!
鈎先の鋭さを検証
まずは、刺さりのよさを自らの指を使って体験。
い、痛い…。
申し分ないほどの刺さり。軽く触れただけでサクっと刺さります。
それではさっそく、鈎先の鋭さを実験。ダンボールに何度も刺します。
とりあえず刺しまくる! 100回を超えた辺りから数えることをやめました(笑)。
これだけ刺しても、ダンボールへの刺さり具合はかわりません。指先にも試してみましたが、まったく問題なし。さすが、G-HARD V2搭載です。
しかし、「比類なき強さ」と謳うにはこんなものではないはず!
続いては鉄に鈎先をガシガシ擦り付けます。従来の鈎ならすでに鈎先がダメになっているはず。いくらG-HARD V2搭載と言えども、これだとひとたまりはない! そう思った筆者。
えー、結果ですが、恐れ入りました。
鈎先、ダメになっていません。商品をパッケージから取り出した時とかわりなく、筆者の感覚では全くの変化なしというところ。これは悔しい!
鈎先がかわらないならこれならどうだ! ということで次の検証です。
鈎が伸びたり、折れたりしないか
さっそく、鈎をガッツリ伸ばしていきます。グ、グーっ。よし、これならどうでしょうか、さすがに鈎が伸びたはず。
さあ、どっちが伸ばした鈎でしょうか?
あ、あれ? みなさん、これどっちが伸ばした鈎か分かりますか? 伸ばしたというか、伸ばしたハズというか。筆者的にかなり力を込めたのですが、鈎の変形はナシでした。
ちなみに、伸ばしたのは左の鈎です。今回の実験の結果は、文句なしに強い、硬いでした。
一般的な鈎を比べると、体感だけでも段違いの強さでした。何と言うか、1ランク上の号数を使っている感じです。なので、食い渋い時に号数を落としても、安心してデカいチヌとやり取りができるって話なんです。
実際、今回の「G-HARD V2 貫チヌ」は、1号よりもさらに小さい0.8号もラインナップ。より、鈎を軽くして仕かけを流したい、チヌへの違和感をなくしたいという人にはオススメ。違和感をなくして食わせることができるので、スレたチヌにも効果的で、しかも強いので、大型とも安心してやり取りをすることができます。
ラインナップ
カラーはF-NSBとファインピンクの2種類、鈎の号数は0.8~4号までをラインナップしています。オキアミを使用する時には、ファインピンクがカモフラージュできてオススメです。状況に合わせてどちらも持っておきたいですね。
号数 | 入数 | 希望本体価格(円) |
0.8 | 12本 | 450 |
1 | 12本 | 450 |
2 | 11本 | 450 |
3 | 11本 | 450 |
4 | 10本 | 450 |
号数 | 入数 | 希望本体価格(円) |
0.8 | 12本 | 450 |
1 | 12本 | 450 |
2 | 11本 | 450 |
3 | 11本 | 450 |
4 | 10本 | 450 |
今回、検証をしましたが筆者自身、この鈎の虜になってしましました。がまかつから30年もの年月をかけて開発した「G-HARD V2」はさすがの一言です。
2021年以降のチヌ釣りは、この鈎で盛り上がるはず。皆さん、要チェックです!
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