日を追うごとに全国各地で渓流釣りが続々と解禁されており、解禁直後の河川はアマゴやヤマメの好釣果で賑わいを見せています。
渓流釣りには、エサ釣り、ルアー釣り、フライ釣りなど狙い方は人それぞれですが、今回は毛針を使って狙う「テンカラ釣り」で使用するラインを紹介します。
テンカラ釣りは、竿、ライン、ハリス、毛針が必要な仕かけになりますが、ノベ竿を使用して軽い毛針の仕かけをポイントへ投入するため、ラインはかなり重要なアイテムです。
ラインのパーツでも、竿先に近い方から、取り付け糸、ストレートライン、マーカー、ハリスと繋がっていきます。
ここで紹介するのは、そのメインを担うラインのひとつ、ストレートラインです。
テンカラ ストレートラインAQ
今年2月にフジノラインから発売された「テンカラ ストレートラインAQ」は、ストレートラインでマーカーラインも付いています。
ストレートラインはラインに巻きグセがなく、入門者や初心者でもキャスティングが容易です。
そして、フジノラインによって新たに開発されたコーティング、AQコートが施されており、その使いやすさは大幅にアップしています。
一般的なラインの表面コーティングは、フッ素やシリコンが使われています。ですが、新開発のAQコートではワックスを使用しています。
ワックスを表面に被膜した後、熱でヒートセットしており、 ワックスの強固な膜がラインを覆って水やキズからラインをがっちりガードしてくれます。
また、使用するワックスは植物由来100%のため、人にも魚にも優しく、自然環境にも害を与えません。
このAQコートによって、生まれるメリットは多数あり、
①水切れがよい→操作性(糸さばき)が向上
②撥水が長時間持続→長時間使い続けられる
③摩擦に強い→糸切れ不安の解消
④耐久性が高い→ラインが長持ち
⑤熱の発生を抑制→結び強度の低下やバラつきが減少
⑥糸に張りを与える→仕かけ作りやライン交換がラク
⑦植物由来100%→人にも魚にも優しい
などなど、メリットだらけの仕様となっています。
ラインカラーは、よく見える黄色を使用しており、マーカーライン(30cm)はブライトオレンジマーカーで、5cm間隔で黒のマーキング入っており、とても見やすくアタリが取りやすいです。
そして、マーカーには伸縮性があるのでクッションの役目を果たしてくれ、アワセ切れを防いでくれます。
さらに、かわった使い方!? としては、5cm刻みにマークが入っているため、釣った魚をおおよそで測ることができるメジャーにもなります。
長さ | 価格 |
3.3m | 1,600円 |
3.6m | 1,600円 |
4.0m | 1,600円 |
長さのラインナップは、竿や状況に合わせて選べる上記の通り、3種類。
今期の渓流釣りは、AQコートでメリット満載のストレートラインを使って、自然環境にも優しく快適なテンカラ釣りを楽しみましょう。
詳細はこちら、テンカラ ストレートラインAQ