全国で楽しまれているタイラバ。
巻くだけでマダイが釣れるという不思議な釣りですが、ヘッドやネクタイの形状、カラー、スカートの有無、巻きスピードなど、ポイントやその日の条件にアジャストしていくのが面白く、こだわりの尽きない釣り。
シマノアドバイザー、金龍鈎のスペシャルスタッフとして活躍している関西のタイラバ界の重鎮、佐々木洋三氏。
そんな佐々木氏がタイラバに特化したnewブランド「Fishing Labo さゝ木」、通称「ささラボ」を立ち上げたということで、第1弾アイテムとなるタイラバのネクタイ&ネクタイの生地を紹介します。
実際に従来の生地と比べたりもしましたが、今までの生地とは明らかに違うポイントがありましたよ。
違いは生地の薄さ
従来のタイラバネクタイから大きくかわったのは「薄さ」。
触ってみると確かにかなり薄く、しかも軟らかい。
「この薄さがイイんです。薄すぎるのもダメで、適切なバランスがある」と佐々木氏は話していました。
コブラ形状のネクタイが水をしっかり掴む
このネクタイのもうひとつのポイントが、丸く囲った大きく膨れたネクタイの頭の部分。
佐々木氏はこの頭の部分を「コブラ(以下コブラ)」と表現していましたが、この形状が水をしっかりと掴むので、潮が流れない場面でもネクタイが大きく動き、アピール力が高くなっています。
実験映像を見てみると、ここまで違うのかと思うほど動きがよく、しっかり動いていました。
ネクタイのタイプは3種類
ネクタイのタイプは3種類がラインナップされていました。
①コブラカーリー
コブラカーリーは1番アピール力の高いネクタイ。コブラの部分が大きく水を掴んでくれるので、かなりアピール力が高くなっています。オーソドックスに使えて、高活性時などに効果を発揮してくれますよ!
左右非対称の形状をしているので、独自の波動を生み出してくれるのもポイントです。
②コブラ・スリムカーリー
コブラ・スリムカーリーは、大きな波動には反応しない食い渋ったマダイを攻略するのに有効なネクタイ。
こちらも左右非対称な形状で、独自の波動がタフコンディションのマダイにも口を使わせます。
③トラッド・ピンテール
トラッド・ピンテールは潮が速いエリアでカーリーでは仕かけが絡んでしまう時や、イワシなどを捕食している時に有効なシルエットになっています。
オーソドックスな形状ですが、これまでの佐々木氏の経験から、「この長さ、この太さがいい」というこだわりが詰まったアイテムです。
ネクタイのセレクト基準は、コブラカーリーをパイロットに使用し、食いが渋いならコブラ・スリムカーリーに、潮が速いエリアやカーリーに反応が悪く、ベイトがイワシなどの魚類の場合は、トラッド・ピンテールにするといいですよ!
カラーは定番を押さえた6色。
潮の色やベイトに合わせて使い分けてほしいとの事でした。
自作用にカスタムラバーもラインナップ
自分のコダワリの形状があるという人に向けて、「カスタムラバー」というアイテムもラインナップされています。
コチラにはカッティングシートも付属しているので、カッターさえあればすぐに自作のネクタイを作ることもできます。
気になる発売時期ですが5月後半を予定。
価格は2セット入りでコブラカーリーとコブラ・スリムカーリーが500円。トラッド・ピンテールが400円です。カスタムラバーは2枚入りで1000円になっています。
名手のコダワリが詰まったアイテムでタイラバにチャレンジしてみてはいかがですか?
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