大型連休として楽しみなゴールデンウイーク、4月下旬から5月上旬にかけてですが、例年この頃になると若狭湾に初夏の風物詩が到来します。
ムギイカです。
ムギイカは、麦の実る頃に釣れだすことから、こう呼ばれていますが、実はスルメイカのことで、その若齢個体(およそ全長20cm程度まで)を意味することが多いです。
ムギイカ釣りの特長としては、パターンにハマれば誰にでも数釣りが楽しめる反面、それが合わなければ自分だけアタリがないということもある比較的ゲーム性が高く、答え(パターン)探しが面白い釣りです。
また、ムギイカは成長した大きなスルメイカと違って小ぶりなので、実が柔らかくてとても美味です。イカ類は美味しいものが多いですが、このムギイカも然りです。
そんなムギイカ釣りが盛んな若狭湾では、今年もムギイカ釣りが始まろうとしています。
若狭のイカ処のひとつ、福井県敦賀周辺の遊漁船ではムギイカ調査として、この4月21日に船長たちが集って実釣を行うとのこと。
この調査の結果次第では、それ以降のイカ便は全て旬のムギイカ狙いになるかも分かりませんね。
ムギイカ狙いの出船予定 in 敦賀・色浜
今のところ(4月17日時点)、近々のムギイカ狙いの予定は、敦賀・色浜の釣り船では
・竹宝丸:4月23日の半夜便から
・日吉丸:4月22日の半夜便から
・泰丸:4月26日の半夜便から
になっています(※状況によって早くなったり、遅くなったりの変更もあり)。
ヤリイカが終盤になった今、釣り人たちの意識もそろそろムギイカへ。
ムギイカは胴突き仕かけ、イカメタルともに楽しめるので、各自が好みの釣りで挑めますね。
このゴールデンウイークは、ぜひともシーズン到来のムギイカを狙ってみてはいかがでしょう。
過去のムギイカ釣り体験記もあるので、釣行の際にはそちらも参考にしてみてくださいね。