【ドラゴンタチウオの楽園】東京湾のテンヤタチウオを釣りガールが大満喫

寄稿:大塚香奈

大塚香奈(おおつかかな) プロフィール

船タチウオやカワハギ、海上釣り堀に精通する釣りガール。大阪湾タチウオKINGバトル2018~2020セミファイナリスト、大阪湾タチウオKINGバトル2021は3位入賞

アングラーの皆さま、こんにちは。年間釣行100日オーバー寝ても覚めても魚と釣りまみれ、タチウオマニアの「かなっぺ」こと大塚香奈です。

テンヤタチウオが大ブームとなっている東京湾へ、スーパードラゴンタチウオを夢見て3日間釣行してきました。今回で3度目となる東京湾ドラゴンチャレンジですが、片道6時間のドライブも仲間と一緒なら近く感じるようになりました(笑)

東京湾と大阪湾のエサとテンヤの違い

東京湾テンヤタチウオと大阪湾テンヤタチウオの違いは餌から。大阪湾ではスモールシルエットとエサ持ちを考慮した硬めのハードエサを使用することが多い私ですが、東京湾ではサンマエサは使用不可のため、大羽イワシを使用します。

ビッグシルエットとなりますが、テンヤにエサ付けする際は、エサをカットして自然なシルエットとなるように調整し、丁寧にテンヤにセットします。

テンヤも光量を抑えたカラーをメインに使用します。イワシ系カラーや赤金、ブラックなどの無発光のテンヤをメインに、ゼブラや一部グローのテンヤがオススメ。そして、基本的には船長の指示ダナから上を誘っていきます。

光量を抑えたテンヤがオススメ

初日は金沢八景の一ノ瀬丸から

初日は一ノ瀬丸に乗船。この日の指示ダナは60~40m前後。竿先が跳ねるジャークを入れた誘いよりも、竿先の弾力を生かした優しい動きと縦幅の狭い誘いがメイン。

アタリはあるものの、なかなか上手くフッキングに至らず…。この日ご一緒して頂いた忍姉さんにエレキテルバイブレーション釣法(電動微速1~5で巻き上げながらバイブレーションを入れた誘い)を教えていただいてからは、コンスタントにアタリを掛けることができました。この日の私は最大116cmで惜しくも数cm足らずでしたが、船中でドラゴン続出。翌日への期待も高まります。

2、3日目は大津港のいなの丸から出船

翌日と最終日は、いなの丸からの出船。2日目は初日に覚えた誘いでコンスタントにアタリを掛け、カーブフォールをさせつつエレキテルバイブレーションを入れた”動の誘い”で、この日最大の124cmのドラゴンをゲット!

タチウオを取り込む際はタチウオの大小問わず、バラシと怪我の予防のために必ず竿を置いてリーダーを掴んで船に抜き上げます。

最終日もカーブフォールや電動微速、バイブレーションによい反応がありましたが、早いハンドル操作とジャークを取り入れたリアクションバイトも◎

時間帯によってパターンが変化していくのは、大阪湾と同じ。様々な誘いの引き出しと、テンヤのヒットカラーがハマれば、ドラゴンサイズが入れ食いに。

ガツンとした強引、上がってきたのは……

水深が浅く、引きもダイレクトに伝わるため、ドラゴンサイズともなればキックバックと首振りの抵抗も強烈。その強烈な抵抗をいなし、ドラグ調整しながら手巻きで丁寧に上げたタチウオは、まさかの130cmオーバー。

最終日に、念願の本タチウオ130cmオーバーをゲットし、嬉しさと感動も倍増。もちろん、まだまだもっと大きなタチウオがいる東京湾。次なる目標は本タチウオ140cmオーバーです。

皆さんもスーパードラゴンタチウオを狙いに、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?

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