和歌山・市江沖で大型マダイが連日登場!(和歌山・市江崎)

3月18日小玉氏らマダイ78cm頭に1人1~3尾

和歌山・市江沖で春を告げる乗っ込みマダイのシーズンが最盛期を迎えております。

市江崎の中戸久富船長から「今年は例年に比べて乗っ込みが遅かったが、今は状況もよく、期待できるよ」と、期待できる話も伺えました。

そんな今真っ盛りの乗っ込みの大型マダイの釣り方をレクチャー致します。

港から5分ほどと近いポイントが舞台

夕マヅメ時の写真

市江沖の魅力はなんといってもその魚影の濃さにあります。また、港から出船しておよそ5分ほどの近場で大型マダイが狙えます。

今期は人工魚礁ポイントが有望だそうですが、ほかにも砂泥地帯の緩やかなかけ上がりなどポイントはいくつかあります。

人工魚礁周りでは水深75m前後となります。

天ビンズボ釣りで狙う

市江崎では天ビンズボ釣りでマダイを狙います。

竿は船マダイ用のムーチング竿がよく、リールは電動リール。上の図では1本針ですが、2本針でもよく、2本針の場合は下針から1ヒロ前後空けます。エダスは25cmほど取るとよいでしょう。

エサはマキエ、サシエともにオキアミを使用

マキエカゴにオキアミを入れる。オキアミを入れ過ぎると詰まって出にくいので8割程度入れる

調整窓は空け過ぎないように。オキアミがポロポロと出る程度空けるのがよい

サシエは1匹付けで針先を出すのがよい

釣り方

マダイの強引を楽しむ岡室氏

釣り方だが、船長が「底から8m」などと指示ダナのアナウンスをしてくれます。

指示されたタナプラス仕かけ分を落として一気にタナまで巻き上げる。タナまで到着すれば、1、2度大きくシャクる。マキエのオキアミが船の揺れと潮でポロポロと出るイメージです。

アタリは向こう合わせで、ドラグの締め過ぎには要注意!!

船長が話すには「アタれば高確率でデカいマダイ。ドラグ締め過ぎたり、アタった瞬間に電動リールをフルで巻く人が多いけど、バラしてしまうから、ドラグはしっかり調整して、電動リールもゆっくりでいいよ。無理なやり取りだけはせえへんように」とのことでした。

アタったら嬉しくて思わず、思い切りリールを巻いてしまう気持ちもわかるが、ここは慎重かつ丁寧なやり取りでマダイの強引を楽しみましょう。

釣果一例

マダイを釣り上げて満足気な岡室氏

3月20日斎藤氏マダイ77cmと73cm

例年だと5月頃までが最盛期。大型マダイの自己記録更新には持ってこいの有望地なので、でっか~いマダイを釣りにぜひ、出掛けてみてはいかがでしょうか。

市江崎の詳しい情報を見る
※この記事は2019年3月29日発売の週刊釣場速報に掲載された記事を再編集、 加筆したものです

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