兵庫・明石沖の名物の釣り、「コウイカノマセ」を楽しもうと、釣りに出掛けてきた。

明石沖の名物「コウイカノマセ」

当日は、明石港から出船している海蓮丸へと乗船。港を6時に出船、ポイントまで30分ほどの航程で、明石沖へと到着。

ポイントの底は”砂泥地帯”

ポイントへ到着すると、船長からコウイカの付け方と、釣り方を教えてもらい、釣りスタート。

当日は、水深30～40m前後の砂泥地帯のかけ上がりを狙った。

潮が速いので、底を引かないように注意

根掛かりの心配はないが、明石沖は潮が速いので底を引きずると、すぐにオマツリしてしまうため、仕かけの着底と同時に底を切ってステイ、または誘い上げていく。

開始して30分ほどは、オマツリなどで釣り難い状況だったが、しばらくすると、船中で「アタッたよ！」と声が聞こえる。

アタリ続出で青物が大乱舞

さすがは明石の青物と、メジロ級でもブリかと思うような強烈な引きに、乗船者からも「重い、めちゃくちゃ引く」と声が漏れる。

この日は60～70cm前後が多かった。

しかし中には、「全く上がってこない！」と言う人もいて、見てみるとかなりの強引。何とか上がってきたのは、90cm前後の見事なブリだった。

しかも、長さの割に比べて肥えている個体が多く、見るからに美味しそうだった。

気付けば、流す度に誰かがヒットしており、ダブル、トリプルヒットも多々あった。ただ、オマツリでPEがスレてしまっていた人もいて、大型が掛かれば、ラインブレイクも多々あったので、悔しい思いをした人も多数いた。

生きたコウイカを使ったこの釣り、贅沢なエサだが、とにかくコウイカは食いがよかった。大物がくる確率も高いので、魅力はいっぱい！

まだチャンスはあるので、ぜひチャレンジしてもらいたい。