【関西のワカサギ生情報】津風呂湖オススメの仕かけを紹介! その日のヒットカラーを見つけ釣果に繋げよう

寄稿:川口忠彦

川口 忠彦(かわぐち ただひこ) プロフィール

ワカサギ釣り歴約10年。ホームグラウンドは津風呂湖。ワカサギ釣り以外にも、テンヤタチウオ、タコエギ、タイラバなどの旬の船釣りが好きで、淡水ではタナゴ釣りやバスフィッシングもこなす、マルチアングラー

奈良・津風呂湖の状況をお届け!

1月中旬現在の津風呂湖は、水温7度前後、解禁時より水位は上がり、ワカサギは入野筋や香束筋、そして桟橋でも釣果が出ています。

底付近には、まだターンオーバーの濁りが残るエリアもあり、大半の群れは、以前よりタナが浅くなっています。

今回は、ボートと桟橋の両方で釣りをしました。

まずはボートで、入野筋 水深20~25mのポイントの中層に、群れが見られたので釣ってみました。

群れは濃く大きいようで、回遊待ちの釣り展開ですが、食い気は上がってきており、多点掛けに期待できます。

4時間ほどの実釣でしたが、4点掛けなど多点掛けもあり、68尾の釣果となりました。

特に、底から2~3mを回遊する群れは、回遊スピードがゆっくりで、多点掛けを狙うチャンスです。

そして桟橋ですが、中層の13~22mにくる群れを釣っていきます。

適度な回遊があるものの、薄く小さな群れが多いため、多点掛けは狙わず、1尾1尾確実に掛けていく方がよいでしょう。

この日の釣果は、2号ドーム桟橋で50尾ほど。

場所によっては、3ケタ超えの釣果もあったそうです。

津風呂湖オススメの仕かけを紹介

さて、元々ディープ攻略が必須の津風呂湖ですので、いろんなアイテムを駆使して、釣果を上げるのが◎。と言うことで、今回は津風呂湖でオススメの仕かけを紹介します。

近年、さまざまなメーカーから発売されているケイムラ針。

光が届きにくい深場でもアピールでき、津風呂湖のワカサギの主食がユスリカの幼虫ということもあり、効果アリです。

また、夜光留は濁りの中でもアピールでき、特に今がオススメですね!メーカーによって、蓄光量が違うので、使い分けも面白いですよ!

これらを踏まえ、私がよくチョイスする仕かけは…

・津風呂湖オリジナル仕かけ(ハヤブサ
こちらは、ケイムラ留と2色の夜光留(緑、ピンク)が交互に付いた6本針仕かけ。

ただ、生産が終了しており、市場では手に入りにくいですが、津風呂湖観光では、まだまだ販売中!

クリスティア 快適ワカサギ仕掛け 誘惑ダイワ
茶、赤、緑と3色のケイムラカラーがアピール! その日のワカサギの好みを知る、サーチ的仕かけです。

上がクリスティア快適ワカサギ仕かけ誘惑、下が津風呂湖オリジナル仕かけ

どの針に釣れたとか、何番目の針に釣れたなど、観察しながら釣るのも楽しく、釣果アップに繋がると思いますよ!

また、エサに関しては、従来の紅白のサシ虫、アカムシはもちろんですが、津風呂湖では緑に驚くほどの効果を感じる時があります。

紅雪のグリーンや、緑ラビットワーム、また全て緑針の仕かけも発売されてますので、試してみるとよいでしょう。

あと、寄せに使うブドウ虫もカットしてエサとして使うと、大きいワカサギにとても有効です。

何かとアイテムが増えてしまいますが、釣れない時こそ、いろいろ試してみる! これも釣りの醍醐味と思います。

これから産卵期を迎える傾向

さて、今後の状況予想ですが、やはり産卵に向けての動きが気になるところ。

津風呂湖では、上流域と下流域を行き来しながら、産卵期を迎える傾向にあるため、より広範囲に探ってみましょう。

きっと、お腹パンパンの抱卵したワカサギが釣れますよ!

ぜひ、根気強く頑張ってみてくださいね!

では、よきフィッシングライフを~。

アクセス

 

■交通…大阪方面から南阪奈道路の葛城インタで降り、すぐを右折。名柄信号を右折して国道309号で下市町へ。下市町から国道169号で吉野方面へ向かい、河原屋西信号から津風呂湖への案内場に従って進む。

■期間…11月1日~3月31日

■料金…日券1000円。貸しボート1日3000円、ワカサギ用桟橋1000円、ドーム桟橋1000円(子ども500円)

■問い合わせ…☎津風呂湖観光株式会社(0746・32・2847)

■津風呂湖観光株式会社のFacebookページはこちら

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