【船でタチウオ釣りを楽しもう】テンヤタチウオの釣り方のキホンを紹介

盛り上がりを見せている大阪湾の船タチウオ。

今回、筆者は兵庫・西宮の今津港から出船している釣人家のタチウオ便に乗船してきました。

そこで教えてもらった、テンヤタチウオの基本的な釣り方などを紹介します。

テンヤタチウオの基本的なタックル&仕かけ

電動リールがオススメ

テンヤタチウオのリールは手巻き、電動のどちらでもOK。ただ、船タチウオはタナが大事になってくるので、初心者にはカウンター付きがベスト。また電動リールは回収が楽なのでオススメです。

取材当日、テンヤで竿頭となった川西氏のタックル

当日、狙った神戸沖の水深は60m前後でしたが、シーズンによっては水深100m以上の深場を攻めることもあるので、手返しよく釣るためにも電動リールがあればベター。2m前後の船タチウオ竿に、道糸は2号、リーダーはフロロを用意しましょう。

テンヤの号数は船宿によって決められています。釣人家ではテンヤは40号指定。大阪湾では多くの船宿が40号指定となっていますが、50号指定の船宿もあるので、予約時に確認するようにしましょう。

【大阪湾&瀬戸内タチウオ船ガイド2022】初めての釣行でも安心!! 料金体系からテンヤの号数、エサ、氷の有無まで知りたいことが完全網羅

グロー系のテンヤとイワシのエサが好相性

当日92cmのタチウオがヒットしたテンヤ

ぜひテンヤタチウオで持っておいて欲しいテンヤのカラーが、グロー系。取材当日も1番アタリが多かったのが、グロー系でした。グローの有無でタチウオの反応に大きく差が出るので、必ず、両方のカラー系統のテンヤを用意しましょう。

エサは、イワシのほかサバ、タチウオを使用している人がいましたが、当日はイワシに多くアタリがでていました。イワシは尻尾がかじられると、アタリが減ってしまうことが多くあります。こまめにエサのチェックをし、尻尾がなくなっていれば、早めに交換しましょう。

当日は細かなシェイクとステイがよかった

タチウオ釣りは誘いのパターンもジャーク、タダ巻き、ストップ&ゴーなど、さまざま。

当日、アタリが多くでたのは底から15m前後の間。あまり上のタナまでは追ってきませんでした。スローのタダ巻き、シェイク後のステイ時に多くアタリがでていました。ストップ&ゴーでもアタリはあったが、共通するのは激しいアクションなどには反応が少なかったこと。活性が低かったのか、スローな動きやステイの時に多くアタリがありました。

アタリがあったタナで、アクションを付けアピール、しっかりステイさせ、食わせる間を作ることが大事なようでした。

タチウオジギングも面白い

釣人家のタチウオ便には、テンヤのほかにジギングの釣り人も同船しています。ジギングはミヨシから順に釣座を用意され、その後ろにテンヤの釣り人が釣座を構えます。当日は4人の釣り人がジギングでタチウオを狙っていました。

当日操船していた与那嶺船長は「数を狙うならジギングの方が有利ですね。引っ掛けて釣れることも多いので。大きさを狙うならテンヤですね」と言っていました。実際当日、竿頭になった柏森氏も150gのジグを使い、大きく竿を上下させスローピッチな誘いで、コンスタントにタチウオを釣り上げていました。

当日よくヒットしたのが、ワンナックのバイブフォール(ゴールドケイムラ)。このジグで柏森氏は75cmを頭に22尾釣り上げていました。

釣人家ではシーズン中、常時ジギングの予約も受け付けています。

 

これからドンドン盛り上がっていく大阪湾の船タチウオ。

釣り人を魅了してやまないタチウオ釣りを、体験してみてはいかがでしょうか。

取材協力:釣人家 西宮本店

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