【横山晴也のEnjoy!!イカメタル】マイカ(ケンサキイカ)&ヤリイカ、真冬のイカメタル(福井・小浜市、西津港 幸翔丸)-

よこやま はるや…現在主流になっているエダ付き仕かけ(オバマリグ)をイカメタルゲームに取り入れたパイオニア的存在。福井県小浜市・ビック釣具店店長。

皆様、新年明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

さて、まずは昨年末のお話です。

12月にまとまって釣れ出したマイカを狙って、12月中旬に釣行。

釣果は小型(ヤクルトサイズ)のマイカ(ケンサキイカ)が30パイ。

9月以降ご無沙汰でしたので、とても興奮しました(笑)。

さらに、年末はオロナミンCサイズに成長したマイカが40パイ釣れました。

釣れたのは小型のマイカが主体

年末の2回の釣行に共通していたポイントは
①釣れるタナがバラバラ
②小型主体のため波による身切れやアワセ遅れでゲソだけヒットも多発
③カラーはケイムラに反応が良好。特にクリア系+ケイムラが◎

そして、年明け1発目の釣行はもちろんマイカ狙い&最近釣れ出したヤリイカも狙います。

西津港の幸翔丸で、仕事終わりの20時に出船しました。

潮は緩かったので、アンカーを落としての釣りでした。

手にしたロッドは、昨年大活躍の乗り重視なのに感度もよいスリルゲーム66ULB。

多少の波なら、ロッド自身のしなやかさで吸収して、安定した釣りを続けやすいです。

仕かけはいつものオバマリグ。

エダにはデュエルの「ウルトラスッテ」、メタルスッテには脇漁具の「鉛スッテ12号」を付けて、釣りを開始しました。

1投目、漁火点灯早々にして、年明けファーストヒット!

上がってきたのはマイカでヒットダナは48m。

メタルスッテ(ケイムラカラー)に釣れました。

次も水深50m付近を丁寧に探りますが、アタリがありません…。

年末のようにタナがコロコロ変化するパターンかな?と思いながら釣りをしていると、次のヒットは隣の釣り人。

胴突き仕かけの上から6番目のスッテ(赤緑)に掛かっていました。

次のヒットもお隣さん。

またも上から6番目の赤緑のスッテです。

シルエット系のカラーで、さらに底付近がよいのか?

私もメタルスッテをダイワのタングステン製12号赤緑に変更。

比較のため、エダもイージースリム80の前回絶好調だったケイムラカラーにチェンジして、どちらにヒットするか調べました。

今回使用した鉛スッテとドロッパ―

すると答えはすぐに!

やっぱり赤緑のメタルスッテにばっちりヒット。

小さいマイカとヤリイカも釣れました。

しかしながら、スローに丁寧に探って1パイ1パイを釣るのは少々テンポが悪く…。

数を稼ぐため、ロッドを誘いメインの66XULBに持ちかえ、時に激しい誘いを入れてはステイを入れる攻撃的なスタイルに変更してみたもののアタリは増えず…。

忘れた頃にアタリがある感じで、納竿となりました。

大きな群れから微細なアタリをうまく捉えて掛けていくイメージの年末から打ってかわって、小さい群れになったマイカ+回遊性のあるヤリイカを狙う感じにかわった年始でした。

釣行日は満月だったので、影響があったのかもしれません。

これからイカ釣り船の多くは、ヤリイカ狙いがメインになると思いますが、小型のマイカがどうなるのかも大変気になります。

今回は少々不完全燃焼だったので、今後も調査続行ということで…。

毎年パターンは違いますが今年もイカから目が離せませんね。

幸翔丸の詳しい情報を見る

ランキング

釣り場・釣り船の情報をまるっとチェック!