イカメタルでのケンサキイカ狙いのシーズンが終盤を迎えると、待ってましたとばかりにシーズン開幕を迎えるイカゲームがあります。
それが「タルイカジギング」。
このイカは和名「ソデイカ」のことで、若狭などの日本海側では「タルイカ」と呼ばれています。そのタルイカ、以前は専用の串にサンマやスルメイカを刺した仕かけで狙っていましたが、近年はタルイカ用の専用スッテを使用して狙うタルイカジギングが人気となっています。言うなれば、イカメタルゲームの大物版といった感じでしょうか。
このタルイカジギングが、福井県の敦賀沖で待望の開幕を迎えました。
開幕から好釣果が続々!!
タルイカジギングのパイオニア船のひとつ、敦賀・色浜の竹宝丸では、10月14日にシーズン開幕宣言。
この日は釣り開始直後から、タルイカのベイトとなるスルメイカがボツボツとアタリ気配は良好。ベイト反応もよく、船長が「そろそろ怪しい時間帯ですよ~」とアナウンスした途端に、船中ダブルヒットがあったとか。
タルイカは引きが強烈なので、バラシも多いイカですが、この2ハイは無事キャッチ。
その後もダブルヒットがあるなど、ハイシーズン並みの釣れ具合で、納竿までに7ヒット5キャッチ!! サイズも最大10.95kgと11㌔に迫る大型も登場しています。
翌15日はベイトのスルメイカが多すぎて、なかなかヒットには繋がらず、水面を泳いでいる姿を見たのみ。
ですが、その翌日の16日は、竹宝丸の竹腰船長が「(第1回目の)Xデーきました!!」と言うほどの釣れっぷり。スタートから10kgオーバーのダブルヒットで始まったそうです。
この日は、ここからが「Xデー」たる凄さ。ナント、怒涛の7連続ヒットでバラしなく、全員が型揃いの大型、良型をキャッチしたそう。
タルイカジギングのシーズンは、年によって差はありますが、ロングランで狙えるシーズンなら年明け頃までは楽しめます。
今シーズンはまだまだ始まったばかりですが、型がよく、数も釣れるというロケットスタートを決めた今期の敦賀沖。
これからハイシーズンに向けて、期待が膨らむ朗報ですね!!
10kgオーバーのでっかいイカのジェット噴射、ぜひ体験してみてください。イカメタルファンなら、ドップリとその魅力にハマってしまうハズです。