気になる釣り場が丸分かり!!【カカリ釣り場ポイント紹介】京都府久美浜湾(京都・久美浜湊宮 いざわ渡船編)

日本各地に筏やカセのカカリ釣り場は多数点在するが、そのエリア、そして同じエリアでも渡船店ごとにそのカカリ釣り場は、釣座となる筏やカセの大きさ、トイレのあるなし、水深や潮流、狙えるターゲットなどなど、さまざまな顔を持つ。このシリーズでは各地に点在する船宿ごとのカカリ釣り場を釣り場風景をまじえて紹介していく。

今回は「京都府久美浜・いざわ渡船」

兵庫県との県境近くの京都府北部の久美浜・湊宮にある「いざわ渡船」は、波静かでカキ養殖が盛んな久美浜湾内の宮崎沖、六本裏にカセを設置している。

久美浜湾はチヌの増殖、保護のため禁漁期間を設けており、春シーズンは4月1日~7月10日、秋シーズンは8月20日~11月末日までが釣りのシーズンとなる。また、毎年稚魚放流(2019年度は約1万尾)も行っており、チヌの魚影は濃い。

ターゲットはチヌを主体にアジ、スズキなども狙える。カセは1隻に付き、3人まで乗ることができる。また、マキエのヌカダンゴを常備しているほか、カキの養殖も営んでおり、春シーズンには大型狙いに実績のあるカキを、マキエやサシエに使用することも可能。無料仮眠所もあり、遠方からの釣行でも釣行前日からの素泊まりが可能。

宮崎沖のカセ

久美浜湾の北側に海と繋がる水路があり、その潮が直接当たる大明神岬からゴルフ場間の宮崎沖に、現在はカセが4隻掛けてある。水深は6~8mで砂泥底。潮はよく流れる方で、2枚潮にもなるが、潮の変化がある場所はチヌにも好場で、型、数ともに望める。

六本裏のカセ

大明神岬を南へ回った入り江状の場所で、現在はカセが2隻掛けてある。水深は9mで泥底。潮の流れは緩やかなので釣りやすい。ここは南風以外は風裏になる。チヌは春シーズン、秋シーズンともに釣れるが、特に秋が深まる10月頃がよく釣れる。

 

受付事務所のすぐ横の桟橋が船乗り場。無料駐車場完備。

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