各地の堤防の釣り情報を、釣具店のスタッフがお届けする「堤防釣り場レポ」。

今回は兵庫県・尼崎市の尼エサ本店からお届けです。

釣具店からの生の情報なので、ぜひ釣行を計画する際の参考にしてください！

兵庫・西宮浜　石畳

水温が上がってきて、魚の活性もよくなってきました。

イワシ、サッパはまだですが、スズキ、キビレ、チヌがシラサエビのエビ撒きで釣れています。チヌは乗っ込みがそろそろなので、良型が釣れます。また、キビレも活発に反応するので、数も狙えます。

今回は、毎年シラサエビのエビ撒き釣りに実績がある、西宮浜の石畳を紹介します。

埋め立て地の西宮浜と、陸地を結ぶ通称「跳ね橋」の辺りから西側一帯を「西宮石畳」と呼んでいます。ここは釣り場の近くにパーキング3カ所もあり、足場がよいです。

比較的水深が浅くて、潮の流れがあるポイントなので、竿2本ぐらい先を流して狙いますが、根掛かりは多いです。根掛かりすれば、竿先を上げて根掛かりを外してください。

その時にチョンとウキを押さえ込むアタリがでるので集中していてください。変化があれば大きく合わせます。ウキのトップを半分程度にして流すと、鮮明にアタリがでます。

チヌ針1号に、シラサエビを刺しますが、こまめにシラサエビを撒いて、エラ掛けや鼻掛け、尻尾のチョン掛けでエビがよく動くようにして、高感度のウキで流し、誘いを掛けて狙います。

シラサエビのマキエの目安は、5時間の釣行で3000円分を撒き切るペースで狙います。

アクセス

最近は釣り場のゴミ問題が深刻です。自分たちの釣り場を守るためゴミは必ず持ち帰りましょう。

尼エサ本店

1965年創業の老舗。生きエサの管理にこだわりがあり、ベテランの釣り人からも「生きエサがキレイで、鮮度がいい」と評判が高い。国道43号線沿いに店舗を構え、明石、淡路島方面へ釣行時にもアクセスがよく非常に便利な店舗になっている。所在地：兵庫県尼崎市西本町６丁目２９−６