型揃いでサイズが魅力!!【夏夜はオールナイトでケンサキイカ釣りを堪能しませんか?】イカダイで大型マダイも狙えます

ここ近年、若狭湾ではケンサキイカの釣れ出しが早く、今期もすでにシーズンど真ん中。

海況よい日には数釣りも出ていますが、現在はそのサイズが魅力で、胴長20~25cmを主体に30cm超もよくまじっています。

そんな美味で型揃いのケンサキイカを存分に堪能しようと、先日、福井県小浜・西津漁港の直幸丸のオールナイト便に乗船してきました。

釣り時間タップリのオールナイト便を堪能

今回乗船した小浜・西津漁港の直幸丸は、イカ釣りの乗合船はオールナイト便専門で出ている船宿。

オールナイトの文字通り、夕方に出船して日没前から釣り始め、納竿は夜明け頃までの、イカが狙える暗い時間帯は全て釣りができるスペシャルな出船プランです。

釣座は釣り方&タバコの喫煙、禁煙で分けてクジ引き

平日と言うこともあり、この日は少人数での出船。胴突き仕かけとイカメタル(オモリグ含む)で釣座を分け、さらに同じ釣り方でも、喫煙、禁煙で釣座を分けてクジを引きました。これならタバコのニオイが無理、と言う人も安心ですね。

16時集合で準備が整い次第出船。まだ周りは明るく、スローでポイントへ向かいます。夕まずめにポイントへ着くと、アンカーが入りました。

「水深88m。胴突きは60号、イカメタル、オモリグは20号からやってください。では、用意ができた人から始めてください」と拓人船長のアナウンスで釣りを開始しました。

▲直幸丸は親子船。写真は若船長の拓人船長

潮は右舷から左舷へ入る潮。なびいて絡まないように、サミングしながら底まで下ろします。

釣れ出しは20時頃

船長の「最近の釣れ出しは19時半から20時頃」の言葉通り、この日は集魚灯を灯して1時間以上が経った20時過ぎに、スルメイカが上がりました。

▲スルメイカも良型

これが合図になったのか、ポツポツと上がりだします。

▲船中1パイ目のケンサキイカ。このサイズが揃うので魅力十分

胴突きに底で釣れたと思えば、オモリグでフォール中に2ハイ続けてヒット。

▲胴長30cmオーバーもまじる

イカメタルも65mラインでケンサキイカが上がりました。

前情報通り、釣れてくるケンサキイカは全て型がよく、中には胴長30cmを優に超えるサイズもまじっていました。

このサイズになると、引きと重量感は強烈。アタリを掛けて巻き上げ中に「スルメですわ」と言っていても、抜き上げたのは、でっかいケンサキイカ。勘違いする人もいるほどです。

当日は浅ダナと底周辺の2つがヒットダナ

この日は全体的に乗りがよくなかったですが、21時頃にバタバタっと底以外の浅ダナでも釣れ出しました。この時のヒットダナは底から15mぐらいと、水深35~45mライン。オモリグやイカメタルは浅ダナ、胴突きは底をメインに狙って、型揃いのケンサキイカを追加していきます。

また、直幸丸では、ほかの釣り人に迷惑が掛からないのを前提に、各自思い思いの釣りを楽しむことが可能です。

イカダイ狙いも可能

この日は少人数で、釣座間隔はゆったり広々。胴突き仕かけの人は、ほぼ全員が2本竿で狙い、オモリグでイカを確保した人はイカダイ仕かけを下ろしました。

▲直幸丸のイカ釣り風景。LED集魚灯で辺りは青白い光に包まれる

そのイカダイ狙い、始めはエソが邪魔していましたが、良型のケンサキイカをエサにした時に、大きく竿が舞い込みました。やり取り中、竿を大きく絞り込み、強い引きを見せます。

やがて水面にマダイが浮かんできました。タモにすくうと、手尺で65cm級。見事な良型マダイでした。

この後、イルカの群れが通過して、その後はイカのタナはベタ底が中心になりましたが、胴突きにはダブルで乗るなど、よい人は土産を十分確保。

皆が思い思いのケンサキイカ釣りを堪能して、未明の4時に納竿となりました。

超ロングで楽しめる直幸丸のオールナイト便で、この夏は美味なケンサキイカ釣り、そしてイカダイ釣りと思い思いに楽しんでください。

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