堤防釣りの身近なターゲット「カサゴ(ガシラ)」で作る【彩り野菜の春巻き】

寄稿:美味魚ハンターけーちん

美味魚ハンターけーちん(びみぎょはんたーけーちん) プロフィール

「美味魚ハンター けーちん」こと、川森慶子さんは、日本各地の美味しい魚を追うアングラー。オフショアジギングやキャスティング、タイラバを中心に、エサ釣りや、中深海釣りにも精通している
今回のレシピは

カサゴ(ガシラ)と彩り野菜の春巻き

ゲストとしてもよく釣れるガシラ。ミニガシラちゃんでも、隅々まで美味しく召し上がっていただけるお料理をご紹介。

大人から子供まで、皆が大好きな春巻き!

一見、手の込んだお料理に見えて実はカンタン。切ってレンチンしたお野菜と、茹でてほぐしたガシラをまぜ合わせて、春巻きの皮にヌリヌリしたら、後は油で揚げるだけ! 余すことなくいただけるので、小さなお魚もきっと喜んでくれますね。

材料 4人分

●ガシラ 小さめ3、4尾
●お湯 手鍋に魚がひたひたにかぶる程度
●酒 大さじ1
◎ジャガイモ 大1個(皮むき後約300g)
◎生クリーム 50ml
◎玉ねぎ(細みじん切り) 30g
◎鶏ガラスープ 3g
◎塩コショウ 少々
●アボカド(スライス) 1個
●パプリカ(赤・黄) 適量
★春巻きの皮 6~8枚ぐらい
★水溶き小麦粉 適量

下ごしらえ

①ガシラは、トゲがあるので先にヒレ、尻尾をキッチンバサミでカットしてからウロコをひく

②頭を落として内臓を取り出し、流水でキレイに洗い流す

③鍋にお湯を沸かして酒を入れる

④沸騰したお湯にガシラを入れ、アクをこまめに取りながら、しっかり火が通るまで中火でボイルする

⑤茹で上がったガシラを平皿に取り出し、小骨に注意をしながら丁寧に身を骨から外してほぐす

作り方

①ジャガイモはひと口大にカットし、大さじ1の煮汁を入れて、ふんわりとラップをしてから、700Wで3分間レンジアップする。柔らかくなったら、しっかり滑らかになるまで熱いうちにペースト状にする。水分は、ガシラをボイルしたゆで汁を少しずつ入れて、固めの状態でジャガイモを潰しきる

②生クリームを数回に分けて入れ、滑らかになるようによくまぜる

③玉ねぎのみじん切りと鶏ガラスープ、お好みで塩コショウを入れてまぜ合わせる。この時、まだ水分量が足りない状態であれば、少しずつゆで汁を加えて、硬さを調整する

④ガシラの細かい身を全て入れて、サックリとまぜ合わせる

⑤春巻きの皮に、④のジャガイモペースト、アボカドスライス数枚を乗せ、巻き終わりは水溶き小麦粉を塗って、巻き終わり部分が下になるように並べていく。ニンジンをピーラーで細く切ったものをプラスしても◎

⑥160~170度の油で、きつね色になるまで油調する

⑦油を切って半分にカットし、皿に盛り付ける

完成!

余ったパプリカやアボガド、玉ねぎのみじん切りとマヨネーズを和えてタルタルソースでいただきました。

皆さんに食べてもらった感想は、魚料理と言わないと気付いていただけないぐらい、ガシラがカモフラージュしていたようです。魚の骨が苦手で「魚料理」と言うと身構えるような方も、「これならイケる!」と、パクパク食べていただけました。ガシラをボイルした煮汁もソースに使いましたので、魚の栄養もしっかり摂れますね!

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