【余ったマグロを常備菜に】湯煎だけで完成する「ツナ」の作り方

寄稿:美味魚ハンターけーちん

美味魚ハンターけーちん(びみぎょはんたーけーちん) プロフィール

「美味魚ハンター けーちん」こと、川森慶子さんは、日本各地の美味しい魚を追うアングラー。オフショアジギングやキャスティング、タイラバを中心に、エサ釣りや、中深海釣りにも精通している

皆さーん、「ビンナガ」というお魚をご存知ですか? 「ビンナガマグロ」、または「ビンチョウマグロ」と呼ばれていて、胸ビレが長いことから、まるでトンボのようなので、「トンボ」と呼ばれることも。和歌山、三重などで近年、このトンボをジギングで釣り上げる釣りが人気で、ジギングタックルで手軽に釣れることから、「トンジギ」と言われ、マグロ釣りのスタートとして楽しまれる方も多いのではないでしょうか。

そんな、ビンナガの魅力①「個体がマナ板サイズなので、自分で捌けちゃうのが嬉しい!」。その②「冷凍保存できる」。その③「素晴らしい栄養価の持ち主」。

釣ってよし! 気軽でよし! 食べてよし! ビンナガは、私たちにハッピーをもたらしてくれる美味魚。そんなビンナガで、お好みの手作りツナを作っちゃいましょう。

【材料】4人分×4回分

●ビンチョウマグロ 1柵程度
●フードバッグ Mサイズ 4枚
●ハーブソルト、ガーリックソルト
●ブラックペッパー
●植物油
●お湯

【作り方】

①大きめの鍋でお湯を沸騰させる。
② ビンナガの柵は4等分にカットし、お好みのソルトやペッパーをすり込み、
フードバッグに 1 切れずつ入れていく。
③ ノンオイルにしたい場合は、この状態で空気をしっかり抜いてチャックを閉じる。カロリーを気にせず油分を補いたい場合は、植物油、白ゴマ油、オリーブオイルなどのお好みの油をフードバッグに投入する。
④ ブクブクとしっかり沸騰した鍋に、空気をしっかり抜いた状態のフードバックを投入し、フタをして火を止める。粗熱が取れるまで、そのままお湯に漬けた状態にしておく。
⑤人肌程度に冷めたフードバッグを取り出し、袋の上から手で軽くほぐし、味を全体になじませる。
冷蔵庫のチルド室で保存し、10 日以内に食べきる。

※でき上がったツナは、空気を抜いたフードバッグに入れた状態で、そのままチルド保存をしておき、1週間から 10 日ぐらいの間で常備食材として利用します。

おやきやつくねにしたり、ピッツァやパスタの具材に、さまざまなバリエーションのツナサラダをお楽しみください!

ランキング

釣り場・釣り船の情報をまるっとチェック!