【あなたならどうしますか?】いかにも脂が乗ってなさそうなブリを釣った時、自宅でこうやってあげましょう

寄稿:美味魚ハンターけーちん

初夏の夜遊び、イカメタルでさらに楽しいお遊びと言えば、「イカダイ」。イカメタルでケンサキイカを釣って、そのケンサキイカでマダイを釣る。このイカダイ仕かけで大ダイを狙っていると、思いがけぬゲスト魚さんが食ってきました。

94cmのブリ! あら、ほっそ~い(笑)。でも嫌わないで。こういう時は、脂を補ったお料理でいただくとしましょう♪

これからジメジメとした季節に突入し、食欲が湧かない日もありますね~。揚げたてのブリを酢液に「じゅわっ!」とくぐらせたら、オニオンスライスなどの生野菜と一緒にいただく南蛮漬けは、いかがですか? ブリは、カリッとキツネ色になるまで揚げるのがコツ。酢液にさっとくぐらせたら、オニオンスライスなどの生野菜の上にダイブ♪ これを交互に繰り返したら完成です。

保存が効くので常備食として冷蔵庫で冷やしておくと、1週間は持ちますよー。

ブリの南蛮漬け

材料 容器4つ分

●ブリ 1尾分(4柵)
●塩コショウ 適量
●小麦粉 適量
●植物油 適量
★すし酢 360ml  3本
★砂糖 お好みで
★しょう油 お好みで
●タマネギ 大3個
●ニンジン 1本
●ピーマン 4個
●レモン 1個

【下ごしらえ】

①ブリは三枚におろして皮をひいて、4本の柵の状態にしておく。
②タマネギはスライサーでスライスし、ニンジンは千切りにして、両方を一緒に和えておく。
③ピーマンは薄い輪切り、レモンはいちょう切りにしておく。
④手鍋に★マーク全てを入れて、酢液を沸騰させ、1分ぐらい煮立たせる。砂糖、しょう油は、好きな甘さになるように、お好みで調整してネ。

【作り方】

①ブリは7mm厚ぐらいの幅で、斜めにカットしていく。
② ①のブリに塩コショウを薄く振りかける。
③小麦粉を茶こしなどに入れ、②のブリの両面にまんべんなく振りかける。
④ 180 度に熱した油で、ブリがキツネ色になるまでカラッと揚げる。
⑤下ごしらえしておいた酢液の手鍋を弱火にかけ、揚げたてのブリを「ジュッ!」と漬ける。
⑥用意しておいた容器に、「タマネギ&ニンジン→ピーマン→ブリ」の順で重ねていき、最後の上段でレモンを飾る。
⑦ 残った酢液を少しだけかけて完成(かけ過ぎると味が濃いめになります。お好みでどうぞ)。

●今回は、ブリ1尾丸ごと使ったので、魚の量に合わせてほかの材料の量も調整してください。
●酢液に使う酢は、昆布だし入りのすし酢がオススメです。
●酢液は、甘め、すっぱめ、好きな濃さになるように、砂糖としょう油の分量を調整してください。
●酢液の味見をする時は、1分間煮立たせた後の酢液を味見してくださいね。

美味魚ハンターけーちん(びみぎょはんたーけーちん) プロフィール

「美味魚ハンター けーちん」こと、川森慶子さんは、日本各地の美味しい魚を追うアングラー。オフショアジギングやキャスティング、タイラバを中心に、エサ釣りや、中深海釣りにも精通している

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