先日記者は、海上釣り堀に出掛け、約5時間で2尾という不甲斐ない結果に終わってしまいました。
何がいけなかったのか、次に向けて勉強しておかないとと思い、ある方に相談しました。
その方とは。
釣場速報でも月イチの連載をして頂いてる大塚香奈さん。
大会での優勝経験があるほど、海上釣り堀に精通された方で、今回の相談をすると、エサの基本となるダンゴエサについて、いろいろ教えて頂いたので、そのテクニックを紹介したいと思います!
海上釣り堀では基本となるダンゴエサ
海上釣り堀ではさまざまなエサを使用しますが、基本となるダンゴエサをマスターすることは必須とのこと。
夏場の朝イチは活性が高いこと多いので、その場合はエサ持ちのよいハードなダンゴエサをチョイス。
さらに、ダンゴエサを使うことで、アタリがありフッキング、魚が首を振ることで食べたエサが海中でバラけるそう。そのエサにほかの魚が群がり、手返しよく仕かけを投入すると、そのまま入れ食いになるのだとか。
朝イチ、2連続で根掛かりしていた記者には関係のない話ですが(笑)。活性の高いタイミングは、絶対に逃してはダメですね。
さらにダンゴエサの選び方、付け方について教えてもらいました。
大きさは、マダイイエローなら1粒がスタンダード、食い込みが悪いのなら0.5粒にするなど調節していきます。
魚の視覚への刺激を考え、イエローを0.5粒とスペシャルを1粒混ぜ、マーブル模様にして使用するのもアリなんだそう。
付け方も大事で、丸形や涙型だけでなく、平たくしてフォール時間に変化を付けるのも◎。魚の習性として、上から落ちてくるモノへの反応が強いので効果アリ。
左からストロング1粒を平たく、スペシャルを1粒涙型、スペシャルとイエロー1:1ミックス、スペシャル2粒をダイヤ型、イエロー1粒を涙型にしたものです。
ダンゴエサだけでも、これだけバリエーションを生み出せるのかと思うと、奥が深いですね。
さらにこちら!
ダンゴエサと生エサ(赤エビの漬け込み)を両方使った、大塚さん特製「欲張り定食付け」なるものも。
生エサ(ササミや赤エビなど)を針掛けし、その上チモト部分にダンゴエサを付けるテクニック。ダンゴエサをバラけさせ魚を寄せて、生エサを食わせるんだそう。生エサはエサ持ちがよいので、ダンゴの集魚効果を使う方法なんだそうです。
まだまだ教えてもらったテクニックを紹介したいのですが、今回はここまで!
同じダンゴエサでも付け方を変えると、沈下速度や溶け具合、バラけ方などいろいろ変化をだせるので、誘い幅が広がります。ぜひ今回のテクニックを覚えてもらって、実践してみてください。