釣って楽しい! 食べて美味しい「イカ」を釣るなら今だ! 人気エリアの実釣レポをお届け

最盛期を迎えた、和歌山・南紀の「アカイカ」

釣って楽しい、食べて美味しいターゲットとして人気の「アカイカ」。アカイカは、和歌山や三重での地方名で標準和名を「ケンサキイカ」と言う。

人気のイカメタルで狙う

イカメタルと呼ばれる、ルアーフィッシングで狙う釣り方が特に人気で、テクニカルな部分もあるが、意外と手軽で、ビギナーでも土産が期待できるとあって、この釣りを始める人も多い。

今回は、和歌山・日置沖で最盛期に突入しているイカメタルの取材を敢行。ポイントまで近く、水深も浅いため、この釣りを始めるには打ってつけのエリアだ。

当日はSLJもリレー便で楽しんだ

7月12日、日置の日章丸に乗船し、夕方に出船。当日はSLJ(スーパーライトジギング)とアカイカ狙いのリレー便で、まずはSLJを楽しむことに。

この日はウネリがあり、さらに食いが渋く難しい状況だったが、アカハタなどをキャッチして土産を確保。

▲美味魚ハンターけーちんこと、川森慶子さん

そして、18時頃にアカイカ狙いのポイントに移動することに。

アカイカを狙うポイントは港からおよそ10分ほどの日置川河口沖でとても近く、また水深も30m前後と浅いため、この釣りを始めるにはオススメだ。

当日は潮が速いため、まずは船を立てて流し釣りで狙うことに。

まだ明るかったので、アカイカは釣れないかと思っていたが、開始直後に岡島氏がベタ底でアカイカをヒット。

▲アカイカ釣りベテランの岡島氏

さらにこの直後にもアカイカを追加して、幸先のよいスタート。

暗くなる頃には、潮も緩くなってきたので、アンカーを入れて、カカリ釣りをすることになった。

ここからはアタリが続出で、まるで入れアタリのような状況に。

▲チームGACHIの安藤氏。イカメタルやジギングなど、さまざまな釣りに精通しているベテランアングラー

▲松尾氏はこの日51パイのアカイカを釣り上げた

さまざまな誘いでアタリがでていたのだが、驚いたのが、スッテのカラーとタナだ。

この日は底から5~10m上の間にゴミの層が魚探に映っていて、船長に聞くと、「これが邪魔をしてイカが上に浮いてこない」とのこと。

そのため、アタリはほとんどがベタ底だった。さらにスッテのカラーにも差が出ていて、アタリが次々とでるのは赤白やピンク白のスッテばかり。

後半はほかのカラーでもアタリがでていたのだが、前半はほとんどがこのカラーでしかアタリがでなかった。

波があり、釣り辛い状況ではあったが、納竿し数を数えてみると、何と竿頭は2人で同数の51パイ。ほかの人も30パイ超と大満足の釣果だった。

日置沖のアカイカは例年なら8月頃まで楽しめる。自分で釣ったアカイカの美味しさは格別。やってみたいと考えている人は、この機会に始めてみてはいかがだろうか?

日章丸の詳しい情報を見る

 

 

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